嫌われ者の『非効率くん』
最近「これは非効率だなぁ」と思ったことはどんなことがありますか?
一般的に『非効率』と言うとネガティブな印象があります。
辞書で調べてみると、、、
そもそも、『非』という字を付けただけで、文書全てがネガティブなイメージになる。いわばネガティブ界の中ボスみたいな存在。
特に、身近な例で『非効率だ!』と感じることと言えば、
▪️改札で電子マネーを使わず、切符を購入する非効率さ。
▪️エレベーターでは無く、階段で登る非効率さ。
▪️同じ場所にあるものを、2度かけて取りにいく。
などなど。
見方を変えれば効率的なものや、準備不足など要因は色々あると思います。
そんな一般的には、嫌われ者の非効率くん。
ただ、そんな彼には彼にしかない特殊能力があると思います。
他人から『非効率』と思われる体験こそ、自分の個性や価値になり得る時があります。
それが、非効率くんの特殊能力!!
例えば、自分のお店で購入してくれた人に合わせて1通1通手紙を書くとは、コンピューターでシステム化ができず『非効率』です。
しかし、ここを手書きという『非効率』な行動が「最高のおもてなし」に変化する場合もあります。
似てる話では、キングコング西野 亮廣さんが、手売りでチケット1000枚配ったという話も有名ですよね!
他には、ファッションを例にすると
他人から見たら、寒い日を乗り切るためには、機能性抜群でシンプルなUNIQLOのヒートテックが効率的。
にも関わらず、
服としての機能では『非効率』な
▪️穴だらけのジーンズ▪️やけに大きいシャツを▪️とげとげしい靴
などを購入してしまいます。
これは効率以外に、購入者が魅力に感じているところですね。
僕も、約1年前に、東京から福島県へ行く際に、電車で効率良く行けば約2時間30分程で行けるところを『非効率』にも、ヒッチハイクで往復約20時間近くかけて行ったことがあり、この『非効率』の中にある価値には共感します。
この時の『非効率』な行動で出来事や、出会った人は、人生で忘れられないものになりました。
つまるところ、人間の『非効率』な行動には、
人間らしさがあり、その人らしさがあると思います。
一概にネガティブなものではない気がしてきましたね。
かなり『非効率』を持ち上げてきましたが、
最終的には『非効率』から効率が生まれてくるのだと思います。
例をあげると、
▪️ビジネス書ばかり読んでいても、ビジネスはうまくならない。
▪️新聞ばかり読んでいても、本当に重要な情報は手に入らない。
▪️成功物語ばかり聞いても、成功はしない。
と同じように、
「何の役に立つかわからない、非効率なこと」を、積極的に取り入れることが、目的達成の、効率を上げる近道になり得るのではないかということです。
効率と非効率、一方に固執することなくお互いのをバランス良く使いこなすことが、大事なのではということ。
今回は、『非効率』というワードを焦点に書いてみました。
『非効率』ということに、ネガティブなイメージを持たず、むしろチャンスと思い、そこにある自分だけの価値を見つけてみるのも悪くないかもしれません。
最近「これは非効率だなぁ」と思ったことはどんなことですか?
是非!面白いエピソードなどあれば、みなさんの意見も聞かせてください^ ^
まとめ
❶ 意図的な『非効率』を作り出してみると、『非効率』の中から新しい発見、価値がある。
❷ 『非効率』を続けていくと、効率が生まれてくる。効率は『非効率』の中から。
❸ 『非効率』の中を知ることで、効率・非効率バランスの大事さを知る。
見て頂きありがとうございます!