SQLでは、膨大なデータが管理されているデータベースを扱うため、様々なデータを取得して分析することができます。
ここでは、MySQLで集計関数を活用したデータ取得について簡単に解説します。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・SQLの勉強をしてデータベースを扱ってみたい
・MySQLで集計関数を使ってデータの合計や平均などを取得したい
【目次】
・SUM(合計)
・AVG(平均)
・MAX(最大値)
・MIN(最小値)
・COUNT(行数)
・まとめ
SUMは合計を求める集計関数です。
SUMを使うとカラムの合計を求めたデータを取得することができます。
先日の記事で、スーパーの食品コーナーに並んでいる商品を格納したテーブルを作成しました。
テーブル「items」のデータを取得します。
データが取得できました。
商品価格の合計を求めます。
SUMを使ってカラムの合計を求めるときは
SELECT SUM(カラム名) FROM テーブル名;
と記述してEnterを押します。
商品価格の合計を求めることができました。
AVGは平均を求める集計関数です。
AVGを使うとカラムの平均を求めたデータを取得することができます。
商品価格の平均を求めます。
AVGを使ってカラムの平均を求めるときは
SELECT AVG(カラム名) FROM テーブル名;
と記述してEnterを押します。
商品価格の平均を求めることができました。
小数点以下の桁数が多いので、FLOORを使い小数点以下切り捨てのデータも取得します。
小数点以下切り捨てのデータを取得できました。
MAXは最大値を求める集計関数です。
MAXを使うとカラムの最大値を取得することができます。
商品価格の最大値を取得します。
MAXを使ってカラムの最大値を取得するときは
SELECT MAX(カラム名) FROM テーブル名;
と記述してEnterを押します。
商品価格の最大値を取得できました。
MINは最小値を求める集計関数です。
MINを使うとカラムの最小値を取得することができます。
商品価格の最小値を取得します。
MINを使ってカラムの最小値を取得するときは
SELECT MIN(カラム名) FROM テーブル名;
と記述してEnterを押します。
商品価格の最小値を取得できました。
COUNTは行数を求める集計関数です。
COUNTを使うとカラムの行数を取得することができます。
商品価格の行数を取得します。
COUNTを使ってカラムの行数を取得するときは
SELECT COUNT(カラム名) FROM テーブル名;
と記述してEnterを押します。
商品価格の行数を取得できました。
まとめ
・集計関数を使うとデータの合計・平均・最大値・最小値・行数などを取得できる
・集計関数を使うと計算の手間を省けるため効率的にデータ分析ができる
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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