クラスとは、pythonでデータ処理をする時のテンプレートです。
お祝いメッセージでも、同じメッセージを何度も書く場合はテンプレートがあると書きやすいように、pythonで同じ処理を何度もする場合、テンプレートであるクラスを作っておくと効率的です。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・pythonのクラスについて勉強したい
・pythonで同じ処理を何度もする場合に効率化したい
・メソッドの使い方について勉強したい
【目次】
・クラスの作り方
・インスタンス化
・メソッドの使い方
・__init__メソッド
・まとめ
まずテンプレートであるクラスを作ります。
class クラス名:
と記述します。
クラス名は任意です。
ここでは、お祝いメッセージを取得するクラスを作ってみます。
#クラス定義:celebrationをクラス名としてクラスを作ります。
#marriageメソッド:marriageメソッドを呼び出すと「ご結婚おめでとうございます」と出力するように定義します。
#childbirthメソッド:childbirthメソッドを呼び出すと「ご出産おめでとうございます」と出力するように定義します。
メソッドとは、クラス内で定義した関数のことです。
メソッドでは、引数に「self」と記述するルールがあります。
関数については、こちらの記事で簡単に解説していますのでよければご覧下さい。
クラスを使うためインスタンス化する必要があります。
インスタンスとは、クラスで作ったもので、オブジェクトとも言います。
変数名 = クラス名
と記述することで、オブジェクトを作ることができます。
変数celebration_messageにクラス名celebrationを代入します。
オブジェクトを作ることができました。
オブジェクトができれば、クラス内で定義した関数であるメソッドが使えます。
marriageメソッドを呼び出すと「ご結婚おめでとうございます」と出力するように定義しておいたので、marriageメソッドを使ってお祝いメッセージが取得できました。
childbirthメソッドを呼び出すと「ご出産おめでとうございます」と出力するように定義しておいたので、childbirthメソッドを使ってお祝いメッセージが取得できました。
このように、メソッドを使う時は
変数名.メソッド名()
と記述します。
「__init__メソッド」とはオブジェクトを作ると同時に呼び出されるメソッドです。
初期化メソッドとも言います。
例えばこのように「ご結婚おめでとうございます」の取得を初期設定しておきます。
初期設定しておいたので、オブジェクトを作ると同時にお祝いメッセージが取得できました。
まとめ
・クラスとは、pythonでデータ処理をする時のテンプレート
・同じ処理を何度もする場合、テンプレートであるクラスを作っておくと効率的
・メソッドとは、クラス内で定義した関数のこと
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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