SQLでは、膨大なデータが管理されているデータベースを扱うため、様々なデータを取得して分析することができます。
ここでは、MySQLでORDER BYやLIMITを活用したデータ取得について簡単に解説します。
【この記事はこんな方に向けて書いています】
・SQLの勉強をしてデータベースを扱ってみたい
・MySQLでORDER BYやLIMITを使ってデータの並び替え・取得件数の上限を設定したい
【目次】
・ORDER BY
・降順に並び替え
・昇順に並び替え
・特定条件のデータを取得して昇順に並び替え
・LIMIT
・まとめ
先日の記事で、スーパーの食品コーナーに並んでいる商品を格納したテーブルを作成しました。
そのデータを活用し、データの並び替えをしてみます。
まずはテーブル「items」のデータを取得します。
データが取得できました。
取得したデータを、値段の高い順に並び替えてみます。
ORDER BYを使ってデータを大きい順に並び替える時は
SELECT * FROM テーブル名 ORDER BY カラム名 DESC;
と記述してEnterを押します。
降順のことを英語でdescendingと言います。
食品コーナーの商品データを値段の高い順(降順)に並び替えができました。
取得したデータを、値段の安い順に並び替えてみます。
ORDER BYを使ってデータを小さい順に並び替える時は
SELECT * FROM テーブル名 ORDER BY カラム名 ASC;
と記述してEnterを押します。
昇順のことを英語でascendingと言います。
食品コーナーの商品データを値段の安い順(昇順)に並び替えができました。
200円以下の商品データを取得した上で昇順に並び替えしてみます。
WHEREで200円以下の商品データを取得し、ORDER BY ASCで昇順に並び替えができました。
5件が該当したようです。
上記では、200円以下の商品データを取得して昇順に並び替えをしました。
5件が該当しましたが、表示するのは3件で良いという場合にLIMITを使います。
LIMITを使って取得件数の上限を設定する時は
SELECT * FROM テーブル名
(WHEREやORDER BYで取得条件の指定や並び替え)
LIMIT 取得件数の上限;
と記述してEnterを押します。
200円以下の商品データを取得して昇順に並び替え、取得件数の上限を3件に設定しました。
まとめ
・MySQLでデータを並び替えたい時はORDER BYを使う
・ORDER BYでデータを降順や昇順に並び替えができる
・データの取得件数の上限を設定したい時はLIMITを使う
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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