現在のビジネスマンが一番参考にすべき偉人だと思っています。
※画像:wikipediaより
190cmの身長で戦国時代としては桁外れの体格で武芸に秀でた人物でした。
初陣は浅井長政軍として「姉川の合戦」に足軽で参加し武功を挙げます。
ところが主君の浅井長政は織田信長に滅ぼされます。
味方の陣中で、味方の足軽と喧嘩をして(相手を斬って)浅井家を出奔してしまいその後は、織田氏など主君を転々としますが、なかなか自分の居場所を見つけることが出来なかったようです・
豊臣秀吉の弟で豊臣秀長という人物がいました。
実は、この秀長が裏で支えていたため秀吉が天下統一をしたというのは歴史の教科書には載っていません。
武闘一辺倒だった侍大将を脱皮して、当時の最新技術である土木・築城技術も身につけ、後に加藤清正と並び築城の名手としても名を馳せることになります。
高虎が築城した城で最高傑作の一つ:今治城(愛媛県)
鉄(くろがね)門は日露戦争当時の武器じゃないと破壊できない戦国時代では鉄壁の防御力を誇りました。
しかし、やっと自分の存在意義を認めてくれた主君:秀長が突然死します。
天下人・秀吉が死去し、豊臣政権の勢力が二分することになります。
高虎は、いち早く時代の流れを読み、次の天下を取るべき人物は徳川家康と判断し、家康に味方する行動をします。
外様大名とながら徳川家康に信頼される大名にまで出世することになりました。
天下を取った徳川家康が死ぬ間際に、息子や側近たちに
「天下に大事があれば高虎に聞け」と言わしめたと言われています。
かなり省略しましたが、現代ビジネスマンが学ぶことが多くないでしょうか?
【藤堂高虎に学ぶ点】
1.自分を高めるために、常に学ぶことを止めないこと
2.自分を認めてくれる場所を見つけること
3.変化に敏感になり、先を見据えて行動すること
やる気をなくして酒飲んで愚痴を言うぐらいなら、努力をしつつ自分の居場所を求めての転職や会社内の異動の希望を出した方が、藤堂高虎のように後の出世に繋がるのではないでしょうか?
※努力なしの行動は、ただの「無謀」ですから止めときましょうw
そのうち、私が好きな一節を意訳と共に紹介。
※現代にも通じるような語録が見受けられます。
解釈:家を一歩出たら、死を覚悟して行動すべきである!まさにサムライ精神!
解釈:常日頃の行動に嗜み深い人格者は、成功した時には「流石!」と言われ、失敗した時には、「あの人が失敗したとは・・・」と残念がられる。
そういう人物でありたいものです。
解釈:常に油断している人(自己中心とか)は、成功したら「まぐれ当たりだろ」と言われ、失敗したら「ざまあみろ」と言われ面目を失う。
嫌われ者ってそういう人ですよね・・・・。
解釈:目立てばいいってものじゃない。自分に合った手段(武具)で戦うべき
。
解釈:大きな事件はみんなで騒ぐので大事にはならない。常に小さい事件の対処を怠れば、積み重なって大事になる。
解釈:にわか知識でドヤ顔で語っていても、本当の知識を持っている人が聞いたら笑われますよ(w)ということ
いますよね‥‥そういう人。※私も注意しようっと(汗)
※この記事もエニグマさんの「ラグナロク作戦」の総力戦によるものです。