秩父のパワースポットといえば秩父神社(三峯神社・秩父神社・宝登山神社)が有名ですが、神社でありながら仏法を守護する「八大龍王」も祀られる、秩父今宮神社へ
行ってまいりました。
もともと伊邪那岐大神と伊邪那美大神が祀られていた場所ですが、飛鳥時代に役小角(えんのおづぬ)が神仏習合)の考えに基づいて、八大龍王を祀る『八大宮』を建立したとされる歴史あるスポットなんですね。
なので、入口から進むと最初に目に入るのが神社でありながらご神木と、そこに鎮座する「龍上観音(龍神観音)」なんです。
その隣には龍神がいらっしゃると伝わる「龍神池」です。
この龍神池は秩父最古の泉とも言われ、ここの湧き水は毎年4月4日に行われている
秩父神社の御田植祭に「水分(みくまり)神事」として授与されているそうですよ。
さて、先に今宮神社へお詣りです。
伊邪那岐大神と伊邪那美大神が祀られていたところへ、天文四年(1535年)に
疫病への対策として京都の今宮神社から須佐之男命(すさのおのみこと)を勧請して今宮神社が創建されたと伝えられています。
この写真では参拝客は一人もいないように見えますが、実は参拝客は続々と
いらっしゃったのですよ。ちょうどタイミングよく写真が撮れました。
お詣りを終えて、次は八大龍王が祀られるご神木です。
いや~さすが樹齢1000年と言われるご神木、ド迫力ですねぇ。
ここは平成3年12月30日に、奉安されていたご神体である龍の彫り物がにわかに動き出し、突風とともに大ケヤキの空洞の中に消えたという事象が、目撃談として記録に残っているそうです。まさに龍神の棲む場所なんですね。
それでは龍神様の御加護を頂きに、ご神水の場所へ行ってみましょう。
ここは武甲山の伏流水が湧き出る滝で、ご神水でお金やアクセサリーを浄化したり、持ち帰ることもできる、ありがたい水ですね。
僕は自分で作った天然石のブレスレットを浄化させて頂きましたが、冷たく清らかなお水が本当に心地良く感じましたよ。
他にも行者堂や今宮弁財天、稲荷社等、たくさんの神仏が祀られていましたが、
ごちゃごちゃした感じは全く無く、涼やかで気持ちのいい空間でお詣りをさせて
頂きました。
【今宮弁財天】
実際、この日は朝から暑い日でしたが、境内では汗ひとつかかずに気持ちよく
参拝させて頂きましたよ。
それでは最後に御朱印のご紹介です。
秩父今宮神社では6種類の御朱印を頂けますが、今回は3つの御朱印を頂きました。
これは龍の御姿ですね。
これは八大龍王宮の御朱印です。「龍」の文字が龍を表しているようですね。
秩父三社と比較すると、規模は小さいものの神社独特の空間や佇まいは素晴らしい
秩父今宮神社。
無事にお詣りをさせて頂き、素晴らしいご縁を頂けたことに感謝・感謝の旅でした♪