ども!kassyです。
突然ですが、ALISインフルブロガーであるこすもす先生の記事と画像が京都市観光協会のオフィシャルサイト「とっておきの京都プロジェクト」で紹介されたようで非常に嬉しい限り!
こすもす先生の記事は京都の魅力を神社仏閣と自然の色彩美を用いて表現されてる作品として、いつもチェックさせて頂きますいただいているがホント素晴らしい「作品」に仕上がってますね!
そんなこすもす先生の記事に対抗と言えば烏滸がましいのですが、奈良に住む私kassyはと言うと、芸術的センスが皆無()ですので歴ヲタとしての知識を使い、歴史的側面からの神社仏閣及び奈良の隠れた魅力を発信していこうと思います。
先日、ツイッターでALISで神仏・神社仏閣記事が減ってるのを危惧して、変な使命感から記事を書くのを宣言したので、記事用の情報収集と画像撮影のため三重県に行って来ましたw
(と言うのは単なる言い訳でストレス発散が主目的だったんですがねw)
てことで前置きが長くなりましたが、今回訪れたのが三重県度会郡大紀町に鎮座する「瀧原宮」
崇神天皇の代まで皇居内で祀られていた天照大御神が、現在の伊勢の地に辿り着くまで西は広島県、東は岐阜県の各県を山下清の如く転々と移動されてた、所謂「元伊勢」の1つであり、かつ「元伊勢」で唯一の「別宮」となっておる神社になります。
祭神は「天照大御神御魂」
本殿はコチラ
何故か本殿が2つ...
祭神はどちらも「天照大御神御魂」
あれ???
調べてみると画像手前が「瀧原宮(たきはらのみや)」で奥が「瀧原竝宮(たきはらならびのみや)」となっています。
「天照大御神御魂」とは、そのまんま天照大御神の魂であり、神道の考え方では魂には4つの魂が存在するらしい。
「荒魂(あらみたま)」「和魂(にぎみたま)」
「幸魂(さきみたま)」「奇魂(くしみたま)」
の4つで「瀧原宮」は「和魂(にぎみたま)」、瀧原竝宮は「荒魂(あらみたま)」を祀っているとのことらしいです。
因みに神社名に「豊」が入る神社は「幸魂」を祀る神社で、「櫛」が入る神社は「奇魂」を祀る神社とのこと...
それとは別に雌雄的側面で区分することもあり、「ヒコ」「ヒメ」で一対で考えることもあり、面白い考え方ですよね!
かなり脱線しましたが、「瀧原宮」は流石に「元伊勢」だけあり、伊勢神宮の雰囲気が各所で見られます。
巨木が参道沿いに立ち並び、域外とは別世界で神聖で張りつめた空気が流れていました。
参道の脇には川が流れ、現在の伊勢神宮の場所選定に大きな影響を与えたんじゃないでしょうか...
本殿も伊勢神宮と同様に20年に一度式年遷宮を行っており、流石「別宮」と行ったところ!
ついでに御朱印までも伊勢神宮並のシンプルさ(ディスってないw)
瀧原宮の参拝を終えてから、全国唯一の頭の神様「頭之宮四方神社(かしらのみやよもう)」に参拝した。
悪意なないですが、流石に瀧原宮との格の違いを感じさせられた参拝となりました...
両社とも「奥伊勢」にある神社で、アクセスは流石に悪いので車でしか行けない神社ですが、興味のある方はぜひ訪れて見てください!