ども!kassyです。
今回はこれまで訪れた数多くの神社の中でも二度目はないだろう神社を紹介したいと思います。あくまで個人的価値観の違いですので、その辺を踏まえて読んでくださいね!
私は現在奈良県に住んでいますが、奈良市の春日大社に次ぐ参拝客数を誇る橿原神宮には一度しか参拝に行っていません。多分今後も参拝に行くことはないだろうと思いますが、何故そう思うかといいますと・・・
橿原神宮の創建は明治23年(1890年)と近代に入ってからの創建で祭神は神武天皇とその皇后(お名前がややこしいので省略w)
王政復古により天皇の権威を神格化させるため、明治期に入り、過去の天皇を祀る神社(神宮)が各地で創建された。代表例として明治天皇を祀る「明治神宮」天智天皇を祀る「近江神宮」、桓武天皇・孝明天皇を祀る「平安神宮」などがあげられる。
そもそも何故この地に神武天皇を祀る神宮が創建されたかというと、「古事記」「日本書紀」に記載のある「畝傍橿原宮」で神武天皇が即位したことから「橿原宮」と推定される場所に神武天皇を祭神とする橿原神宮が創建されたそうな・・・
確かに橿原神宮の敷地からは縄文時代の大規模な住居跡は昭和15年の発掘調査で確認されてるそうだが、考えてみると「記紀」によれば即位は紀元前660年とのことで、正直信じがたいとしか言えないwww
また橿原神宮の北側に神武天皇陵があるのですが、死没は紀元前585年頃とされ、古墳時代の始まりが3世紀頃というのが定説にもかかわらず天皇陵が存在するのは、どう考えてもおかしいだろwww
天皇陵の比定は江戸時代後期に入り、積極的に研究されるようになり「記紀」などの書物の記載を元に比定していったものですが、神武天皇陵とされる古墳はもともとミサンザイ古墳と呼ばれていた小さな円墳に過ぎませんでした。
当時のミサンザイ古墳はコチラになります。
こんな小さな古墳が神武天皇陵に比定された途端、文久の大修築との名目で立派な天皇陵に作り替えられました。その後も数度の修築という理由で拡張が繰り返され、現在の姿がこちら↓
荘厳な陵(みささぎ)に生まれ変わってしまいましたwww
伊勢神宮などが醸し出す神聖な雰囲気と歴史的価値を微塵も感じない私にとって訪問する価値はないな!と感じています。
明治神宮、近江神宮、平安神宮にも同じことが言えますけどねwww
それでは、また♪