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DeFiワールドの救世主?保険レイヤー“Opyn Insurance”ローンチ

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  • katakoto
  • 2020/02/14 22:37

2020年が始まって早いものでまもなく2ヵ月。最近の#DeFi の盛り上がりが凄いですね。DeFi上にロックされている資金も現在12億ドルを超えています。

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Source:https://defipulse.com/

これまで誰もが気安くは参入できるものではなかった金融分野に、世界中のプログラマ達が自慢のコードを引っ提げぐいぐいと入り込んでいくその様は、金融にはまったく素人のKatakotoさんでも見ているだけでとてもワクワクさせられるものがあります。

それでもまだまだ黎明期ゆえに、この先どんな事が起こり得るかは不透明なため、自身の大事な資産を預ける際には、常にこうした不安が付きまといます。

・スマート・コントラクトがハッキングされたらどうするの?

・市場のクラッシュ等により担保資産が清算されたりしたら?

・管理者のキーが盗難・流出でもしたら?

最近ではイーサリアム・ブロックチェーンとは関係がありませんがIOTAのハッキングが大きなニュースとなっていますね。

ビッグニュース:ハッキング後、IOTAがシャットダウン

メインネットは“運用停止”!
ここから学べる教訓は:
・この“暗号通貨”はシャットダウンが可能。
・これは持ち逃げ詐欺には完璧な方法となり得る。 
#草コインを捨ててビットコイン買えや

こうした暗号通貨や#DeFiでの資産管理に付き物の不安を軽減するために生まれたのがイーサリアム・ブロックチェーン上に作られたインシュランス(保険)レイヤー

Opyn Inssurance

ユーザーがCompoudやMakerDao、USDCなどを利用する際に、上記のようなリスクを解消してくれる仕組みとなっています。

実際の所、どのように機能するのかは公式サイトの使用例がわかりやすいので、そちらを訳してみましょう。

使用事例1:Compound上での保険

Compoundユーザーのアフレイド(※恐れる意味のafraidとアフレッドのダジャレ)が、Compoundに預けた1ドル相当のDaiに保険をかけたいと考えているとします。彼はCompoundがハッキングされたり、Compoudにはユーザー全員がお金を引き出そうとした場合、残された準備金がすべての供給者に支払うには不十分となる流動性危機がありうる事を恐れています。

保険購入者のアフレイドは保険提供者のブレイブに0.02 ETHの保険料を前払いし、ocDaiトークンにアクセスできるようにします。その代わりに、ブレイブは1年間、1ETHの担保を保険プラットフォーム(Opyn)にロックアップします。

ocDaiトークンは2020年1月1日から2021年1月1日まで、アフレイドをCompoundのcDaiが直面する技術的あるいは財政リスクから保護します。ocDaiトークンはアフレイドに次の1年間にいつでも1ドル相当の担保で、cDaiを売却する権利を与えます(これは義務ではありません。)

惨事が起こった場合、アフレイドは彼のocDaiとcDaiを提出することができ、その代わりに、すべての保険提供者によってConvexity Protocolにロックされている1ドル相当の担保を取り出すことができます。もしcDaiの価格が1ドルを下回ることがあれば、アフレイドは直ちにcDaiを1ドルで売却する権利を行使できるため、請求査定者が損害が発生したかどうかを査定する必要はありません。

惨事が起こらなければ、Convexityプロトコルでロックされた(1ドル相当)担保と引き換えに、アフレイドがcDai(利息収入のために1ドルをわずかに上回る価値がある)を手放すことは、損となるためそうする動機づけがありません。惨事が起こらなければ、保険提供者のブレイブが担保を保持しながらそのまま保険料を稼ぐ事ができます。

引用元:https://opyn.gitbook.io/opyn/

なるほどなるほど。USDCなど他の通貨でも保険適用の流れはだいたい同じです。

ポイントとなるのは、保険契約のすべてはoToken(ocDa&ocUSDC...)という独自トークンを利用するConvexityプロトコルによってスマートコントラクト上で行われ、仲介人・監査人などを一切必要としないトラストレスな契約が実現されている所ですね。自身の資産も、他の誰かに預ける必要がなく、資産に自分だけがアクセスできるコントラクト・アドレスを利用します。

DeFi上で何か大惨事が起こった際には、他の誰かの監査を待つ必要がなくユーザーのいつでも好きな時に自分の資産を引き出せる所も大きな魅力の1つでしょう。

極端な事を言えば、もしOpynプラットフォームがたとえなくなったとしても、スマート・コントラクト自体はイーサリアム・ブロックチェーン上にあるので、ユーザーはいつでもアクセスできるという安心感があります。この辺のインターフェイスも、クリプトおたくじゃなくても使いやすいよう、すぐにこなれてくる事と思います。

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Source:https://opyn.co/

Compoudに保険をかけて預金したいユーザーに対しては、上図のようにサイト上でメタマスクと連帯して、すぐに利用を開始できるインターフェイスが用意されています。

保険提供者として保険料を稼ぎたい提供者に対しては、現在の所、APIが解放されていますが、使いやすいインターフェイスの登場を待ちましょう。

高知で高名なインフルエンサさんが、Compoundに500万をぶっこんで、イキり散らかしおりましたが、こうしたユーザー保護の仕組みがしっかり整ってから#DeFiの世界に参加するのも個人的には全然遅くはないと思いますので、これからの発展にますます期待しましょう!

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クリプトバブルの波に乗って年内にキンキンで年収がムーンするはずが、なぜか無職になって🇨🇦にいる。今はなけなしのBTCを削って生計を立てています。いつだって願いは、世界人類が平和でありま文字数。

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