タイトル通りですが、私は本が好き、もしくは、本屋が好きです。
もちろん本を読むことも好きですが、”本そのもの・本屋そのもの”が好きなのです。
欲しい本が無くても、一定期間行かないと、本屋に行きたい欲が出てきます。
さて、そんな私ですが、ロッテルダムで至極の本屋に出会ってしまいました。
ふらっと立ち寄るはずが、1時間以上入り浸ってしまいました。
個人店ならではのこだわりが溢れており、外観・内装・本の置き方・カウンターの位置などが好み過ぎました。
店員さんに片言のオランダ語で、「この本屋は素晴らしい」と伝えたほどです笑
場所は、大きな小人の像が目印の「Endrachtsplein」駅の近くにあります。
「Bookstore v / h Van Gennep」という名前の、40年続いている本屋です。
ウインドウに描かれている「OPERA DAGEN(Opera days)」とは、ロッテルダムの劇場などで、国際的なトップレベルから新しい感性を持ったオペラまで、10日間に渡って行われているイベントのことです。
ギターを持ったおじさんの像も雰囲気があります。
ドアを開けると広がるのは、半地下・2階に分かれた店内。1階の真ん中と2階の階段を上ってすぐ左にカウンターがあります。
大きな窓から陽がめいっぱい差し込み、店内はとても明るいです。上の窓は、昔のステンドグラスが活かされています。
入ってすぐの所には、小説などの新刊などが平積み、たまに立てられているものもあり、その無造作感が思わず手に取りたくなります。
半地下は、絵本や小学生くらいまでが読む本が並んでいます。右奥にはちょっとした座って読めるスペースがあります。
オランダと言えば、ディック・ブルーナさんの「ミッフィー」が有名ですね。オランダでは、「Nijntje(ナインチェ)」と呼ばれていて、絵本もいくつか置いてありました。
2階は写真・デザイン・アートの本や、園芸・手芸・料理など趣味の本が並んでいました。こちらにもイスがあって、ゆっくり選ぶことができます。
本で作られている照明です。素敵!
特に決まって欲しかった本はなかったのですが、料理本を探していたので、店員さんにおすすめの料理本を聞いてみました。
オランダの伝統的な料理の本・伝統的な料理をモダンに創作している料理の本・オーブン料理の本・朝ごはんの本・ピクニックごはんの本など、どれも魅力的で迷いましたが、シンプルなレシピが100つ掲載されていて、写真も素敵な料理本を1冊購入しました。
こちらはオランダ語の本なので、翻訳しながら作ってみたいと思っています。
オランダは英語を話せる人がとても多いですが、もちろん大多数の本はオランダ語で書かれています。
・・・Bookstore v / h Van Gennep・・・
Oude Binnenweg 131b
3012 JD Rotterdam
今後もロッテルダムやオランダの、素敵なお店をアップしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。