7/27(土)
日本一周「66日目」
「恋瀬橋ロードパーク」で目を覚ます。
昨晩の暑さで、とにかく眠い
本日から、本格的な茨城の廃墟探索に乗り出す。
とりあえずコンビニて腹ごしらえ。
本日の最初の場所はいつも通りの廃墟。
今回は「廃結婚式場」に赴く。
到着。
なんと、不法投棄の嵐。
茨城の廃墟は荒らされている所が多い印象。
足を踏み入れてみる。
雰囲気は悪くない。
しっかりと「緑」と共存できている廃墟が、
垂涎モノである。
それらしいステンドグラスが映える。
スプレーアートのクオリティもなかなか。
2階に上がってみると、そこにはなんとも言えない大広間が広がっていた。
これまたすごいモノとエンカウントしたものだ。
こんな部屋があるのに、何故もっと有名にならないのか…。
大広間のシャンデリアだけは何故か状態がかなり良かった。
次の場所へ向かう。
次の場所も廃墟、そしてここから約10分という近距離にある。
そして先ほどの「廃結婚式場」がそこまで有名になれなかった理由は恐らく、ここのせいだろう。
到着。
ここはかなり有名な廃墟。
建築途中で放棄された「廃マンション」
9階建ての予定が、3階までの建築途中にバブルが崩壊し放棄されたという話。
中にはあらゆるスプレーアートが描かれていた。
実はここに来るのは2回目。
3~4年前くらいに1度来ているが、その時にあったアートが無くなったりもしている。
代わりに増えていたのが「個展」のような部屋。
なかなかコアな作品達が続く。
3階に上がってみる。
前述した通り、建築途中で放棄されたマンション。
急に剥き出しの鉄筋コンクリートが広がる。
地下のような部屋?もあったが、かなり深いのでここはスルー。
マンションを後にする。
スプレーアート系の廃墟は来る度に絵が変わっていたりするのが醍醐味だろうと思う。
また来たい。
次の目的地は「ギター文化館」という場所。
色々なアコースティックギターが展示されている。
行ってみると…
仕方がないので諦め、せっかくなので横に併設されているカフェに入る。
アイスコーヒーを注文。
するとマスター、
「本日はザビエルジャラさんを観に来たのですか?」
…なるほど、さっきのコンサートのアーティストか。
旅のことや音楽の事などを一通り話すと、
良ければ是非とも観ていってとオススメされる。
なんでもこのジャラさん、
弱冠25歳でクラシックギターの世界的な奏者。
クラシックギターの大会での優勝経験もあるそうだ。
こういう一期一会もなかなか面白いので、コンサートを観ることにする。
コンサートまで時間があったので、お昼ご飯を食べに近くの中華料理屋さんへ。
コンサート会場に入る。
チケットはなんと、当日で4000円もする。
ここはケチってはダメなとこだと第六感が働いた。
そしてコンサート、流石に上手い。
クラシックギターなのでもちろん指弾き、
押尾コータローをもう少しクラシックに寄せた音楽。
6弦のピッキングがまるでグランドピアノの鍵盤を叩いた時のような音がする。
恐らく…このホールのおかげだろう。
音の返りがとてもいい、まさにアコギを生で鳴らしてライブをするために作られたような施設。
こんなに心地よい音響でアコギのコンサートを聴けたのは人生で初めてのことだった。
しかしまあ…
昨晩も大して寝ていない状態で、満腹で、心地よいギターの音、適切な空調…
本当に眠かった。
コンサート終わりの足で向かったのはなんと…
「快活クラブ」
夕方にチェックインし、そのまま爆睡。
夕方なのに、何も考えず目をつぶる。
◎本日の走行距離
98.9キロ
◎出費
ガソリン
1385円
食費
1638円
コンサート代
4000円
宿代
→明日へ持ち越し
計
7023円
起きてもまだ眠い…
本当にお布団が恋しいね
それでは◎