台湾は海に囲まれていますので、沿岸沿いの街では活きのいい海鮮が食べられます!
「海鮮×中華料理」は、食材の豊かさと調理方法の多様さから本当に限りなくバリエーションがあるのですが、今回は、夜市で食べられる新鮮シーフードを紹介します!
はじめにお伝えしておきますが、今回のメイン料理、人によっては…
と思うかもしれませんので、ご注意ください。
それと、夜市グルメというと「衛生面がちょっと…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は独立店舗の料理なので、きっと大丈夫です!
少なくとも僕はお腹壊したりしませんでしたので、大丈夫です!きっと!
今回、ご紹介しますのは、台湾北部の「基隆」という街にある「廟口夜市」というところのグルメです!
台北駅からは在来線である「台灣鐵路(台湾鉄道、台鉄)」に約50分ほど乗ると…
基隆駅に着きます!
駅前にある日本統治期の1934年に「基隆港合同庁舎」として建てられた「海港大樓」が、モダンな港町の雰囲気を醸し出しています。
目指す「廟口夜市」は、駅からだいたい15分ほど歩いたところにあります。
基隆駅を背にして歩いていくと、地図の北側、左手に基隆港の海を眺めながら歩いていきます。
港のところに立って、ふと駅の方を振り返ってみると、こんな景色も…
小さいですけれど、山のほうを見てもらうと、「ハリウッドサイン」ならぬ、「KEELUNGサイン」が見えます^^;(KEELUNGは「基隆」の英語表記です)
そんな景色も楽しみながら歩いていくと…「廟口夜市」が見えてきます!
ちなみに、「廟(びょう)」というのは台湾の在地のお寺のことですので、「廟口」というのは「お寺の入り口」という意味です。
ずらっと並んでいるお店の看板を見ていると、なんとなく気になる看板が目に入ってきますが、それもご愛嬌…
そのなかで何軒も並んでいる海鮮料理屋さんに飛び込みました!
飛び込みで入ったので、お店の名前は覚えていません、すみません…でも、どこのお店も美味しそうでしたよ!^^;
そこで頼んだのが、まずは「炒蚵仔(牡蠣の炒め物)」です!
かなり小粒の牡蠣ですが、台湾ではどこでも結構食べられているポピュラーな食材です(「蚵仔煎(牡蠣と玉子のオムレツ)」が夜市グルメとして有名ですよ)
食感がプルンとしていて美味しいですよ、唐辛子を使ったピリ辛醤油の味付けはビールにピッタリです!
そして、基隆といえば、カニ!中国語では「螃蟹」と書きます。
この日に食べたのは「芙蓉炒時蟹」という名前の、ワタリガニの炒め物!
これもピリ辛のタレで豪快に炒めた感じで仕上がっています!
ちなみに、葉っぱが一緒に炒められていますが、これは「九層搭」という台湾独特のハーブみたいな感じの食材で、炒め物や揚げ物にいいアクセントを与えてくれます。
これを、手をベチャベチャにしながら、バリバリムシャムシャ食べます^_^
ビールも入って、お腹も膨れてくるのですが、ここで今回のメインディッシュ!
すみません、食べ始めた後の写真で…^^;
セミエビ、伊勢海老っぽくもあり、カニの風味もあり…
シンプルに蒸しただけなので甘みも口の中に広がって…
以外の言葉が見つかりませんでした(グルメ記事、難しい…)
お値段は1匹で1,000台湾元、今のレートで約3,700円。
高いと思ったのですが、日本で食べようと思うともっとするらしいですね…僕もこの時以来、食べていません^^;
台北でもシーフードは食べられるのですが、基隆まで電車で1時間もかかりませんので、せっかくなら少し足を伸ばして、新鮮なものを食べてもらえればと思います!
港町の風情も楽しめますし、歴史も感じることができる基隆で、新鮮な海鮮をぜひご堪能ください!
帰りの電車は少しキレイな車両でした^^;