私も先日参加したのをキッカケに、みなさんの感想文を読んで興味を持った本も増えたし、最近本を読む機会が増えました!改めて大街さん、楽しい企画をありがとうございます!もうすぐ終了なので参加まだの方は急ぐべし!!私の参加感想文はこちら「けものがれ、俺らの猿と」町田康
さて今回は2回目の参加…と言っても、大街さんの企画の意図とは少しズレていますがALIS関連でALISにてアートストアをやってらっしゃるメロンパスさんの戸板漫画と画集を購入したので、せっかくなんで読書感想文として紹介させていただきます!
メロンパスさんはALIS払いで作品を販売されています!貧乏苦ジョシ学生の私でも作品を購入させていただけるんです!では早速感想に移ります!
お値段たったの116ALIS(2019年8月25日現在)!!!
この漫画は新潟県柏崎市高柳町に伝わる「藤五郎狐🦊」という昔話をメロンパスさんがアレンジし、地域の古民家で使われていた戸板に描いた作品です。戸板は全15ページ合わせると13.5メートルにもなるそう(`・ω・´)この画集では写真に撮って、見えづらい文字などを修正したものをA4サイズでまとめてあります!
まず「藤五郎狐」の話ですが、タイトルを知らなかっただけで、私も小さい頃に聞いたことあるお話でした。思い出して懐かしい気持ちになりながらも、どんな展開になるのだろうと読みはじめてすぐワクワクいたしました!
物語は過去の土地の記憶を見ることができるという不思議な力を持ったばかりに、人間不信になってしまった主人公。偶然奇妙な狐の集団を見てしまったばかりに「藤五郎狐」の話の真実に迫ると言った内容になっています。
「本当は怖い昔話」みたいな本が少し前に流行りましたが、藤五郎狐を狐目線から描いたような内容で、白面の者が好きなジョシちゃんもにっこり🥰今回戸板に描かれたという部分がクローズアップされそうですが、ストーリー自体も漫画として大変楽しめました!
読み終わったあと、「そういえばこれは紙に描かれたんじゃないんだな…」と改めて思い出し、一コマ一コマに目を向けて、その大変さみたいなものを再確認しました!この漫画はただ読むだけでも面白いのですが、読むと「実際に見てみたい」と思わせてくれる魅力があります!いつか機会があれば現物を拝見したいものです!
お値段まさかの166ALIS(2019年8月25日現在)!!!
こちらの画集はメロンパスさんが過去に出されたものを改訂したもののようです。まだメロンパスさんの作品を見始めて数ヶ月ですが、それでも「あぁメロンパスさんワールドだな」と思わされ、メロンパスさんの個性を感じさせてくれます!
画はPOPでキュートな女の子が出てきながら、何か不穏な空気感を感じさせてくれるところが好きです!作品を見ていくと、またこれも実物を観たくなってきます!特に宝石っぽくデコられたような絵がいくつかあったのですが、あれは描かれているのか、本当に貼り付けられているのかが普通に気になりました🤔個人的にはこのデコられてるシリーズめっちゃ好きです!
画集を見て私の好きな雰囲気の絵ばかりで、なぜメロンパスさんの絵が私のツボなのか考えてみました。私はアートはそんなに詳しくないので素人目線の意見ですが、個人的に「広告デザイン×アート」のような作品に心を惹かれることが多く、例えばアルフォンス・ミュシャの絵に出てくる装飾された女の子、アンディ・ウォーホルのポップな配色、田名網敬一さんのサイケな世界観といった感じで私の好きなポイントが合体したかのような絵が多いからなのかなと思いました。(見当違いで失礼なこと言ってたらすみません😣素人なんで堪忍してください。堪忍してください。妹が病気なんです。)
以上、将来1枚1億円を超えると噂されるALISですが、私は残念ながらせいぜい1000万円程度しか上がらないと予想しています。ただしALISで活躍するメロンパス先生の作品はそんなものでは収まりません!バブル時代の1987年、安田火災(当時)がゴッホの「ひまわり」を約57億円で購入した話は有名ですが、後は言わなくてもわかりますね( ͡° ͜ʖ ͡°)
ただ今回購入した2冊の画集に対して失礼ながらネガティブなことを一つだけ言わせてもらえるならば、もう少し高くても良いのでさらに大きいサイズ、上質な紙を使用したものでも見て見たいな!と思いました。
他の方も言っておられますが、購入時に凄まじくハイクオリティなイラスト付きのお手紙をいただきました。あまりに可愛いのでTwitter のアイコンとして使わせていただきます!(許可はとりました。)
夏休みももうすぐ終わり‥17歳の今年の夏もまた終わる‥人のTwitter