2月7日に開催された参院予算委員会で、参議委員議員の藤巻健史議員が安倍総理に対しブロックチェーン・仮想通貨に関する質問を行いましたね!
藤巻議員の仮想通貨に関する質問は2:43ごろから
概要はこちら(Coinpost 「安倍総理『仮想通貨に活用されるブロックチェーン技術を含め、大きな可能性がある』ビットコインなどの成長産業について国会で答弁」より引用)
藤巻議員
名目GDPの成長率で他国に大きく遅れを取るなど、国内産業の成長が不調にある中、インターネットの次の革命とされる「ブロックチェーン及び仮想通貨」は、日本の未来の飯のタネだと考えているがどうお考えか??
茂木・経済再生担当大臣
フィンテックにおいて、仮想通貨かどうかは別として、「ブロックチェーン技術」を活かして、個人情報問題など様々なセキュリティを確保していくことは、極めて重要だ。同時に日本は、自動車産業では世界一だ。今後発展する自動走行におけるセンサーやカメラなどの日本の技術は重要で、次世代のモビリティもそうだ。また、日本の健康保険制度によって様々な情報がある。ビッグデータを活用することによって、各個人に適したケアであったり予防、医療サービスを提供できる。次世代のヘルスケアなど、様々な可能性を我が国は持っていると考えている。
藤巻議員
茂木大臣は、仮想通貨とブロックチェーンを分断して考えておられるようだが、コインで言えば、裏・表の関係だ。
1月14日に掲載された日経新聞の記事「AGFA寡占の弊害克服」の中で、『誰もが使いたがる強力な応用サービスを開発できれば、ブロックチェーンの普及は一気に進む可能性がある。目の前にある巨大なビジネスチャンスだ。』と論じていた。現在の日本は、仮想通貨の税制問題などで発展のチャンスをブロックしているのではないか?
安倍総理
仮想通貨については、国際的な動向を踏まえ、「暗号資産」と呼ばさせて頂きたい。暗号資産のような金融分野のみならず、多様なビジネスで、利便性・安全性の向上など大きな可能性を秘めていると考えている。先般創設した「サンドボックス制度(現行法の規制を一時的に止めて特区内で新技術を実証できる仕組み)」を活用し、とある国内ベンチャー企業が、暗号資産の流動性を高める世界初のビジネスモデルに挑戦するなど、この分野では世界で十分に戦えるベンチャー企業が我が国に存在しているのは事実だ。これは、しっかりと注目しなければならない。暗号資産・ブロックチェーン分野に関しては、わたくしも勉強させて頂いた。その上で、「この分野で、何が世界で勝てるのか」という部分も重要になっている。同分野は、政府と関わりなく、ベンチャー中心に民間のダイナミックな発想によって発展してきた。「第四次産業革命」が加速度的に発展する現代において、政府がこの分野だと決め打ちすることは(現時点では)できないが、ご指摘にあったように、様々な”成長の可能性”を研究していく必要があると考えている。
藤巻議員
世界では約20億人が銀行口座を持っておらず、世界経済から孤立している。例えばバナナを購入しようと考えても、ペソを送るわけにはいかない。スマートフォンさえあれば、仮想通貨で取引出来るなど、大きな可能性がある。
安倍総理
暗号資産に活用されている「ブロックチェーン技術」を含め、フィンテックなどの分野には、大きな可能性があると認識している。技術の安全性の確保などは必要であるが、利用者の利便性向上につながるよう、様々な主体が利活用にチャレンジしていくことが期待される。
他方で、(仮想通貨交換業者の不正流出事件など)取り扱い業者が問題となる事例も生じている。イノベーションと利用者保護のバランスを取りつつ、適切に対応していく。
ということで今後日本では仮想通貨を
ジョシちゃんは先取りしてるからtwitterのIDは最初から@angoushisanalisだからな!何にせよ昨年のコインチェック流出以降、仮想通貨はともかくとしてブロックチェーンに関してはようやく前向きな雰囲気になってきた気がします。
あと安倍総理の答弁の中で気になったのがこちら
「とある国内ベンチャー企業が、暗号資産の流動性を高める世界初のビジネスモデルに挑戦するなど、この分野では世界で十分に戦えるベンチャー企業が我が国に存在しているのは事実」
一瞬ALISのことか??と思いましたが、主にこれのようですね。
COINTELEGRAPH「仮想通貨と円建てトークンの同時決済サービス クリプトガレージが実証実験開始 | 政府の規制サンドボックス制度で実施」
まずサンドボックス制度とは??
ドローン、自動走行、フィンテック、人工知能(AI)、IoT(インターネット・オブ・シングス)などの革新的技術・サービスを事業化する目的で、地域限定や期間限定で現行法の規制を一時的に停止する制度。サンドボックスsandboxは英語で砂場を意味し、子供が小さな失敗をものともせずに自由に砂遊びするように、企業が制約にとらわれずに革新的技術の事業化に向けて試行錯誤できるところから命名された。
上記COINTELEGRAPH記事の概要
ブロックチェーン金融サービスを手掛けるクリプトガレージ(デジタルガレーの子会社)が、サイドチェーンの決済ネットワーク「Liquid Network」上で、仮想通貨(ビットコインとペッグしたトークン【L-BTC】)と法定通貨建てトークン【JPY-Token】を発行し、アトミックスワップの技術を用いて、同時決済サービスの実証実験を開始すると発表した。この実証実験には国内の仮想通貨交換業者Bitbank、BTCBOX、Zaifなどが参加する。実証を通じて、サイドチェーン上の財産的価値。記録・取引の安全などを検証し、「安定的かつ公正なOTC取引市場が成立することの検証等」を行う。
規制規制って投資家は文句言いがちですが、安全性を確保するのは重要ですよね。この分野に日本が力を入れて一気にブロックチェーン先進国となってくれることを願います。そしてALISが有名になってALISトークンが1000円超えてくれることを願っています。ところでこのLiquid NetworkってQUOINEXのLiquidとは別物だよね??( ͡° ͜ʖ ͡°)無知
それで前置きが長くなりましたがブロックチェーン関連のベンチャーって取引所以外ではどれくらいあるんでしょうかね??知ってる限り挙げてみました。ベンチャーじゃなかったらごめん!_:(´ཀ`」 ∠):
将来1ALIS=1,000円以上を期待される、信頼できる記事と人々を明らかにする全く新しいソーシャルメディア。
政治家とまちづくりができる政治情報共有プラットフォーム「PoliPoli」をリリースしてます。NEMブロックチェーン使用。
ファンが自分の好きなスポーツチーム(選手)に投げ銭ができるサービス「Engate」を開発。NEMブロックチェーン使用。
Gaudiyは、企業とユーザーがプロダクトをより良くする為のユーザーやファンのコミュニティに特化した、 コミュニケーションサービス「Gaudiy」を開発。
ブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」や「Cryptoidoles」など、福岡から世界に向けて「ブロックチェーン×エンタテインメント」を目指しています。
イーサリアムベースのブロックチェーンゲーム「MyCryptoHeroes」をリリース。取引高・取引量・DAUで世界1位を記録するなど,好調なようです。
CryptoNInjaというDappsゲームを運営。CryptoninjaはIOSTのプラットフォームに移行を予定しています。
CryptoSpellsというブロックチェーンTCGを開発中です。2018年10月に一度プレセールを実施しましたが、不備により返金対応など行い、2019年再始動するようです。