暗号資産IOSTはインターネット・オブ・サービス・トークンのことで、例えばAmazonをはじめとしたオンラインサービスプロバイダがブロックチェーンに移行した際に、安心安全なインフラを提供することを目的としたプロジェクトです。スケーラビリティをの問題を解決する並列トランザクション処理を可能にするシャーディング(Efficient Distributed Sharding)や、非中央集権の特徴を持つ独自コンセンサス・アルゴリズムPoB(Proof of Believability)が特徴です。
詳細はこちらにまとめています。
PoB(Proof-of-Believability)コンセンサスプロトコルは、DPoS(Delegeted Proof of Stake)の課題であるバリデーターの中央集権化を解決すべく、Servi(セルヴィ)と呼ばれる貢献度システムを採用しており、ノードはServiノードと呼ばれます。DPoSのバリデーターがだいたい20前後なのに対し、PoBでは無制限です。
PoBではすべてのServiノードをビリーバブルリーグとノーマルリーグの2つのグループに分けます。ノーマルリーグには、一定以上のトークンやトランザクションがあれば誰でも参加することができます。ここに属するノードは、トランザクションの承認を通してネットワークへの貢献度(SERVI)を積み上げていきます。トランザクションの承認にはIOSTトークンで報酬が支払われます。
Serviノードは複数の要因(例えば、トークン残高、コミュニティへの貢献、レビューなど)によって計算された貢献度(SERVI)が高い方がビリーバブルリーグに選出される可能性が高くなります。トランザクションは、これらのビリーバブルバリデーターにランダムに分散されます。その結果、非常に短い待ち時間でより小さいブロックを生成します。ブロックを生成したノードはSERVIを全て失い、ノーマルリーグに戻ります。このシステムを設けることで、特定のノードがブロックを生成し続けるのではなく、入れ替わりが起きるようになっています。
IOSTではトークン保有者であれば誰でもノード投票を行うことができ、投票したノードが選出された場合は配当を受け取ることができます。ノード投票は専用WEBサイトhttps://iost.biss.com から行え、5/4現在228のノードから選択できます。投票したServiノードまたはパートナーが、必要獲得量の2.1M トークンに達すれば、Serviノードまたはパートナーの現行報酬の50%が投票者でシェアされます。
※もしERC-20のIOSTトークンを保有している場合は、BISSに入金すれば24時間以内にメインネットIOSTにスワップしてくれます。
投票に関して今回はノードでもある3つのウォレットアプリ「Huobi Wallet」「Token Pocket」「Cobo Wallet」から直接投票してみましたのでそのやり方を解説いたします。まず注意事項としてウォレットから投票を行うにはIOSTウォレットを作成する必要があり2019年4月29日現在ウォレットの作成は基本的には有料です。私はトークンポケットで1ドルを払い作成しました。ただしIOST ABCやCobo Wallet(Cloud Wallet)ではウォレットアカウントを無料で作成できるほか、Huobi WalletとCobo Wallet(HD Wallet)も時間によっては無料で作成できるようです。一度作成すればウォレットのインポートで他のウォレットでも使用可能ですのでご活用ください。
HuobiウォレットはIOST以外にもBTC、ETH、EOS、TRX、USDTなどをサポートするデジタルウォレットで2019年4月29日現在投票率3位です。ダウンロードはこちら。Serviノードとしては100%のデイリーリワードや、特典を即投票者に返還するなど声明を出しています。
Huobiウォレットでは時間限定でIOSTアカウントを無料作成できます。私は最初Token Pocketでアカウントを作ったものをインポートしていたのですが、やってみたらタイミングが合ったようで無料作成できたので両方作成しました。おそらく毎日定時に無料枠を設けているのではないかと思います(違ったらすみません)。
アカウントを作成し「総資産」からIOSTを選択すると自分のIOSTウォレットページに移ります。右上の「投票」を押すと投票ページに移り、保有分から投票可能です。投票はHuobiウォレットにのみ可能となります。また「収益をもらう」を押すと、ステートメントに記載の通り毎日収益をもらうことができ、もらった分を投票にまわせますが、投票のたびにiRAMが減っていきますのでご注意ください(1回500iRAM必要)。
Coboは、プルーフオブステーク(PoS)やマスターノードの報酬を提供する世界初のウォレット会社です。2019年5月4日現在投票率15位。CoboウォレットではCloudウォレットとHDウォレットの両方を作成することができます。Cloudの方はウォレット登録時点で自動で作られているようです。名前とMemoが自動で割り当てられるようです。HDの方は毎日AM10時から定員に達するまで無料作成ができるようです。今回はCloud Walletで説明いたします。
Coboウォレットはステーキングを売りにしているらしく年利20%をうたっています。アンダーメニューのFinanceからIOST PoSを選択するとステーク画面に移ります。毎朝8時にデイリーリワードが追加され自動的に投票にまわされるようです。ただし引き出しには50IOSTかかるみたいです。Stake nowを選択すると保有分からステーキングにまわすことができます。Coboウォレットのみが対象です。また厳密に言うとこれは投票ではなく、ステーキングのサービスに申し込む形になります。
Token PocketはIOST以外にもBTC、ETH、EOS、TRX、USDTなどをサポートするデジタルウォレットで2019年5月4日現在投票率38位です。ダウンロードはこちら。
トークンポケットでは前述した通りウォレット作成にお金が入りますが、かつて無料キャンペーンもやってましたのでタイミングが合えば無料作成できるかもしれません。資産のページに「投票」ボタンがありますので、押すとTokenPocket以外にも投票可能です。Huobiウォレットにはここからも投票できますがCoboウォレットはじめ選択肢に出ないものもありますので、ご注意ください。
またToken PocketではiRAMが足りない場合には購入もできます。機能的には一番いいかもしれませんね。
今回検証のために各ウォレットにほぼ同時のタイミングで5,000IOSTずつ投票してみました。今回は一週間後の結果報告になります。ただスクショ撮るのミスりました( ´∀`)だいたいの数値ですが堪忍してください。堪忍してください。妹が、、病気なんです。
Huobi Walletは8.6となっていますが、私の設定ミスかToken Pocketと連動してていて同時に報酬をもらうことになりました‥‥‥。画面には5.〇〇と出てたので上記のような比率になります。あとHuobi Walletに関しては約1日遅れてはじめたのでもう少し上がると思います。ぐだぐだですまん^ - ^
上記のようにCoboが一番利率は高いですが、これは投票というよりCobo Walletのステーキングサービスに申し込んだもので、サービス自体は定数に達すると終了となります。また引き出す時に50IOSTかかりますのでご注意。
Token PocketからもHuobi Walletに投票可能ですので、そのパターンでやる方がRAMが無くなった時のことを考えると便利かもしれません。
以上また経過は随時私の個人サイトかALIS本ページにて追記いたします!ご参考になさってください。
Houbi Walletはノード選出が多い??Coboは引き出しに50要る。Token Pocketの分は他にまわそかな‥。とりあえずノード選出されたと思われる報酬増まで放置。