テクノロジー

不動産の未来とドラえもんの道具?

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  • kinjotakashi
  • 2022/02/16 02:09

 

こんにちは。

㈱REGATEの金城です。

 

本日のコラムテーマ

未来予想図と現実

です。

 

なんのこっちゃですよね。。。

 

コロナの影響で暗い話が多いのと、少し先の未来を考えていたら

「そう言えばドラえもんの道具ってどのくらい実現しているかな?」

と思い至ったんです。

 

前々から言っているように

「AI」「5G」「VR」「AR」などの様々なテクノロジーの発展で不動産の業務が大きく変わりそうです。

 

んで未来と言えばドラえもんじゃないですか?

そこでドラえもんの道具を振り返りながら、現実の不動産業務で使えているものや、今後実現するんだろうな〜というものを共有しようと思った次第です。

 

沖縄の田舎もんの不動産屋の勝手な妄想話なのでお暇な人だけお付き合いください。

 

 

◆代表的な道具と不動産実務

 

どこでもドア

 

まずドラえもんの道具の中でも屈指の人気を誇る「どこでもドア」。

瞬間移動、正確には物質及び生体転送装置です。

 

たしか光の速度を超えるやらなんやら・・・相対性理論と量子論の掛け合わせで理論上は実現することは可能であるけど、技術的な問題かなにかで実現できていないみたいな事を聞いたことがあります。

 

これが実現するかどうかはまだまだ先のお話となりそうですが、不動産の実務のレベルで考えたときには既に実現可能な気がします。

 

例えば一瞬で別の場所に移動するのはまだ実現性がないのですが、

不動産の業務でどこでもドアが欲しい場面って「遠隔地の物件の内覧&現地確認」ですよね?

 

それなら「VR」「AR」を利用することでほぼ実現できていると言えるのではないでしょうか?

VRゴーグルと拡張現実の技術による触覚を再現する技術を使うことでどこに居ても世界中の景色やモノに触れることができるようになります。

 

最近のGooglemapでは航空写真の3D機能で世界中の建物が立体的に全方位から見ることもできるようになっていますね。

既にバーチャルオフィスでのアバター出勤などの普及も進んできているので、VRやAR内覧はほぼ間違いなく現実のものになるんでしょうね。

 

そのうち現地の風当たりだったり騒音だったり匂いだったりを遠隔で体験できるようにもなるでしょうし。

今のところ現実的には実際に物件を見ないと決めきれないというマインドが勝っていますが、VRやARの浸透でそのうち違和感なくものを見ないで即決する時代が来るかもしれません。

昔はネットでものを買うのもはばかられたのに、今やアマゾンでポチってすぐ買い物するようになりましたしね。
その延長で実際に見なくても不動産を決めちゃうという流れになる可能性もあながち否定できないものになってきた気がします。

 

 

タケコプター

 

これも定番のアイテムですね。

でもこのタケコプターに対する実現不可能説は色んな所で訴えられています。

 

・実際に頭につけて飛ぶと首だけで全体重を支えないといけないとか

・人の体を浮かばせるだけの揚力を得るためには羽が小さいとか

・人一人を持ち上げるためのモーターが重いので頭では支えられないとか

・仮にあの羽の大きさで人を飛ばせる力を生み出せたとしても頭皮が剥がれるとか・・・www

 

 

不動産の実務でこの技術が欲しい場面は

「物件の全体像を把握したい」

「がけ地や高低差の大きな斜面を確認したい」

「高所の修繕チェックをしたい」

という感じで足場がないところでも物件を見たいというケースが思いつきます。

 

これはドローンがほぼ解決してくれたんではないでしょうか?

実際に測量や建築、開発やビルメンテの現場では導入されています。

ドローンパイロットみたいな新しい職種も生まれたし、

今後もドローンと搭載するカメラや感熱機などを組み合わせて多くの技術が生まれそうですね。

ドローンもさまざまな業種に対応しながら大小たくさんの種類が発売されています。
今後もどんどん開発されて安価になっていくことが予想されますね。

 

翻訳こんにゃく

 

このアイテムはずっと人類の夢でしたね。

外国の人と気軽におしゃべりできると便利です。

 

これは既に様々なデバイスの開発で実現していますよね?

無料のアプリなどでも音声認識機能の発展で大まかな意味は通じるようになってきました。

数多くの無料アプリが流通してきたのでそのうち同時通訳も一般の会話と遜色なくできるようになると思います。

海外の方との契約の場合などは法律などの知識とニュアンスの伝わり方が壁になっているので、未だに通訳&翻訳を専門の業者に発注しないといけないのが現状です。

でもOCR機能の発達によってその場で翻訳された書面を見ることが可能になってきていて、その翻訳の精度が高まってきています。

AIの発達でそのうち全ての外国語の壁は無くなるんではないでしょうか?

メガネをかけると外国語が翻訳されるという未来はすでに実現可能なとこまで来ていますし。

 

 

スモールライト

 

こちらも便利です。

何でもかんでも小さくして持ち運びができる。欲しいですね。

物質を小さくするという点ではこちらはまだまだ現実的ではない気もします。

 

不動産実務でいえば

ビルや建物、街を縮小してミニチュアにすることで全体像をつかむという事をやっています。

建築士の必修科目でも「模型」の科目がありますしね。

 

こちらは最近の技術でいえば「3Dプリンター」で解決できそうです。

PCの中で組上げてプリントするだけで簡単にミニチュアが作れるようになりました。

 

今後は3Dプリンターも大量に普及すると考えられているので

ミニチュアの模型をプリントしながら不動産屋さんや建築屋さんと打ち合わせ、ということが普通になっていくかもしれません。

 

ちなみに既に3Dプリンターで建てた家もあります↓

世界最大の3Dプリンター製の家が完成、194坪・2階建ての家が1台のプリンターで

 

あと、スモールライトでもう一つやりたいことといえば、実際に小さくなって人が入れないような細かい補修部分などを見たいという要望もありますね。
これについては災害用探査ロボットなどを応用して、人が入りきれない場所の調査や補修確認ができるようになっています。

↓こんなやつとかの小さいものとかも開発されているみたいです

高所調査用ロボット

 

 

 

◆どんどん進む技術

 

今回は有名なドラえもんの道具にしか触れていませんが、細かくみていくともっとたくさんの技術が発見できると思います。

 

人が妄想した未来は実現できるって誰かが言っていた気もします。

 

今後も技術はどんどんと発展していきます。

不動産の実務もどんどんと便利になっていきます。

昔ながらのアナログな業務はだいぶ無くなってきました。

 

今回伝えたいことは何もかも新しい技術でデジタル化すればいいという話ではなく、
無駄な雑務は結構楽にクリアできるようになってきたよ。
ということを言いたいんです。

 

少し時間があれば身の回りの新しい技術を見てみるようにして、

その技術が普段やっている実務に応用できないかな〜?と考えるだけでもたくさんの気づきがあると思います。

 

長々と変な妄想&独り言にお付き合いいただきありがとうございました。

 

誰かの何かの気づきになれば幸いです。

では~

HPでは不動産に関することとか沖縄の不動産あるあるについてのコラムを公開しています!
ご興味がある方はそちらもお読みください♪
沖縄不動産事情など→REGATEコラム
不動産仲介奮闘記→REGATEコラム

 

 

 

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