続きです(^^)
金剛峯寺を出てから、壇上伽藍を目指します。
壇上伽藍とは高野山の教理上中核をなす場所になります。
蛇腹道を通って左側、東塔の対面側付近に一段下がった場所特に名前は付いていないと思うんですが、一面苔生した感じで綺麗な場所が有りました。
天気が良い中、緑がいい感じです。
で、そこから不動堂や根本堂を見て回ります。
写真では伝わりにくいと思いますが
デカイです。
で、思いのほか朱色が明るくてこの建物だけ異なる雰囲気です。
まぁ、昭和9年に再建された物なのでしょうがないのでしょうね
で、中に入るのですが、お詣りする前に手にお香の粉のような物を擦り付けます。
中には、大日如来像を中心に立体的な曼荼羅を模した空間になります。
また 大きな柱には色んな菩薩像が描かれており、それぞれ特徴的です。優しい表情だったり、厳しく怖い表情もあったり。
じっくりと見て回るのも興味深い場所ですね。
総本堂で、中には左右の壁に胎蔵界と金剛界の曼荼羅が掛けられています。
胎蔵界曼荼羅が物質的な広がりを意図しており、感覚的には中心から放射状に広がる世界観ですね。
もう一つの金剛界曼荼羅は見た目九つの升目に思えますが、意味的には右下から始まって反時計回りに螺旋をまくように時間の概念を含めた世界観を表しています。
この中は写真撮影禁止なのでお見せ出来ないのが残念。
曼荼羅というものこの概念が1200年も前に出来上がり、その内容はエントロピーの増大や、次元についてとか、時間と空間に関してなど科学的なアプローチでたどり着いた概念とかなり近い物を表している。そこに到達しているのが驚異的ですね。
お大師様おそるべし。
鳥羽法皇の菩提を弔うために写された一切教を納めるための経蔵で、昭和になってから再建された建物です。
建物の根元にある把手を押すとこの経蔵をセンターにぐるりと一周回せます。
で、回すとこの一切教を読んだのと同じ功徳を得られます。
勿論一周してきました笑
(お見せ出来る六角経蔵の写真が無かった)
この後、大門と蓮池を通って車に戻り、遅めの昼食。
高野山のメインの通りから少しずれた場所にある 中央食堂「さんぼう」に行きました。
選んだ食事の写真が無いです。
お腹減ってて、写真撮ること気づいたのは半分以上無くなってからでした 笑。
私が食べたのは豆腐鍋のセット
しっかりと出汁が効いて美味しい精進料理でしたよ。
第2弾はここまでです(^^)
正直もっと壇上伽藍をつぶさに観て回りたかったのですが、そうもいかず。
ちょっと残念。
ここまでご覧頂きありがとうございます😊