金剛峯寺と壇上伽藍とを観て、その後に向かったのが「奥之院」です。
車で5分程度移動して、中の橋エリアから入りました。
第3弾 最初にお断りしておきますが、
当初 奥之院の中で写真を色々と撮るつもりでしたが、最初の入り口以外は撮影辞めました。
理由分かりません。何となく私の内心が撮るなと命じた感じです。 ご了承下さい。
中の橋入り口 です。
ここ高野山奥之院は一番奥にお大師様(空海)が、今なお入定している御廟があります。
御廟に至るまでの間には、20万基を超える墓石や慰霊碑が並びます。
私は「中の橋」入り口から入りました。が、通常は、もっと金剛峯寺に近い側の一の橋入り口から入るようです。
灯篭が並ぶエリアの抜けると右側にいきなりロケットが見えてきて、
「なんじゃこりゃ? 」って正直困惑します。笑
で、更に色んな形のモニュメントを利用した企業の慰霊碑が結構一杯有ります。
アデランスとか石に英語で刻んであったり、ヤクルトのはヤクルトの形の物だったりちょっと面白いです。
他にも日産とか、シロアリ?とか、アチャコさんの落書き暮石とか、写真業界の発展に寄与した人の慰霊碑?などは5センチ四方の顔写真が暮石に沢山付いている状態の物とか変わった慰霊碑が沢山有ります。
また、外国人も沢山いて10人くらいを前にフランス語で説明しているガイドさんとか、中国語から韓国語がよく聴こえて来ました。また日本人ツアー客には大阪弁のおばちゃんが、「ほらここに、パナソニックやクボタもある」って大きな声で説明しているのが聞こえると、少々俗っぽくなってる部分も否定出来ませんでした。
一方で東北大震災や熊本地震の慰霊碑なども有ります。
そう言った慰霊碑を抜けて本道に入ると、左右に無数の暮石が並んでいます。豊臣秀吉家とか武田信玄、上杉謙信、石田三成と言った歴史上の人物が総出の状態です。
凄いです。
正直 外国の方々に伝わるのかな? って疑問は残りますがね。
厳かな場所なのですが、やはり興味を持ってしまいます。
またelm13さんがAlis内で紹介された記事で
大きな木のウロの中にお地蔵さんが入っている場所も見つけました。(^^)
写真は上記したように撮っていませんが、一の橋から御廟に向かって右側で、中の橋に分かれる道の手前側に有りました。切り株の上中心付近にはウロの中に水が入らないように板が打ち付けられているようでした。
奥之院を更に奥に進んでいくとお大師様が今も入定している場所が有ります。
その辺りは、更に空気感が変わるのが分かります。
静かに厳かな気持ちで回ってきました。
奥之院を見終わり駐車場に戻ったところで15時過ぎ。
次は玉置神社だなぁって思ってたのですが、移動時間考慮すると困難なため、そのままホテルに向かいました。
ホテルは熊野古道中辺路に有リます。
夕食が美味しいかったです。
特に熊野牛。
写真は撮っていません すみません!
梅酒も朝食も美味しかったです。
ホテルは山の上の方に有り、そこからの景色もいい感じでした。
夕暮れで「山の端」と
折り重なるような山間がなんとも風情がありました。
ホテルスタッフの方ありがとうございます。
翌朝、色々距離と滞在時間を計算すると那智の滝は諦めるしかなく、最も行きたかった玉置神社に向かいます。
昨日とは打って変わって、外は曇り空で雨がいつ降り出してもおかしくない状況です。
20分も走るとちょっと雨がパラつき始めます。
ムムム、昨日のうちに行けば良かったかな。
車で走っている途中に、突然大きな鳥居が目に入ります。
なんだろうって思って調べると、実は熊野本宮大社の横を通り過ぎたようです。
でも、そのままスルー。
良いんです。
帰りの飛行機の時間を考えると、もう玉置神社に行くしかないんです。
強い意思を持って更に車を走らせると、次第に急勾配の山道になります。
山肌にくっついている雲の中を突き破るように、ドンドン登ります。
で、ようやく玉置神社の駐車場に到着。高野山より高い場所で標高1000mくらいらしいです。
昨日の晴れた雰囲気と異なり、少し寂しさと、急に強烈な神秘性を守った場所に来たような気がします。
雨足が強くなり、霧(雲?)の只中にいる状況です。
この入り口から本殿に向けて歩きます。細い山道です。
持ってきた折りたたみ傘を開くと、イキナリ傘の骨が3本壊れました。笑笑
まぁ、元々年数経過した傘で、壊れそうだったので、あまり不思議じゃないのですが、傘無しは辛いので、その壊れた傘を使って歩きます。
途中に大きな杉の木や、道に覆いかぶさるように草が生えてる場所があります。
昨日の賑わっていた高野山とは全く別の雰囲気です。(^^)
20分くらい歩いたところでようやく本殿が見えて来ました。
大きさは、それほどでは無いのですが、なぜか圧倒されました。
分かりにくいかもしれませんが、厳かな神様な居場所という感覚が芽生えます。
何か通常とは異なる感じですね。
本殿でお参りをさせて頂きました。
お祀りされているのは、そうそうたるメンバーです。
パワーを感じるわけです。
その後、本殿の裏手に行くと、これまた大きな杉の木があります。
夫婦杉と
神代杉
写真だと伝わらないかもしれませんが、デカイです。根元の太さは 昨日見た金剛峯寺にあった切り株よりも太そうです。
帰り前に再度本殿を写真に収めます。
なんだかカラーなのに全体がモノトーンで覆われている感じですね。
もしかすると、この写真を見て少し怖いと感じる人もいるかもしれませんが、
正直、私がこの神社に訪れている間は、強い神秘性は感じましたが、とてもポジティブな気持ちになれたんです。
怖さとは 別次元でした。
ややもすると私が持っている悪い部分を浄化して頂いてるくらいの感覚です。
うむ、正にパワースポットであるような気がします。
ここ玉置神社は、神様に呼ばれた人だけが行ける場所で、呼ばれていない人は、何かしら用事が出来て行けなかったりするらしいです。
それ故に到着出来て感慨ひとしおです。
お参りの時、前日行った高野山のせいか、「世のため人のため」という気持ちと+自分のためにもって気持ちで拝んできました。笑
その後、帰りのフライトまでギリギリでしたが、事故もなく無事に帰り着きました。
この二日間、とても充実して良い旅が出来たと思います。
高野山も玉置神社もどちらも印象深くとても心に残る場所でした。
もし皆様も機会あれば、行かれると良いと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございます😊😊