「春のオカルト祭り」: ビルでの出来事

どうも こんにちは😃 Kobsapです。

今回 私もWEB3.0ジョシさん主催のイベントに参加してみます。

これは私の経験に基づくものですが、身バレを防ぐため、状況等幾つか変えております。ご了承ください。

内容的にはリアルな霊体験では無いのですが、関連した人の話を聞くと若干ゾクッと出来るかも。

ではスタートです。(^^)
 

これは私が高校生の夏休みの頃の話になります。

某所でアルバイトをしていた私はそのバイト先の先輩から中古のバイクを購入した際に、お金のやり取りでトラブルになりました。

色々と剣呑な状況になり、詳細省きますが、ご丁寧にも複数名の輩が私の自宅周りで色々所持して私の帰りをお待ち頂いたようで、エキセントリックな話合いになりそうだったので、安全第一な私は、通知なくその話し合いには参加せず、リスクマネジメントの観点から私は自宅に帰らない(帰れない)状況を選択しました。(アホです笑)

結局3日間くらい家出状態になりました。
 

で、当然ながら高校生でお金も無く、寝る場所も無い私は、行くあてもなくあちこちウロツキました。公園のベンチで初日は過ごしましたが、翌日の夜は雨が降って行き場が無くなり、ようやく見つけたのが当時私の地元駅前に有った18階建のビルでした。

ビルの地下と3階までは商業テナントが入っており、その上は分譲マンションとなってます。

表通り側は商業テナントが前面に出ているので賑やかですが、裏手は少し寂しい感じです。

分譲マンションに住んでいる人は、その裏側にある入り口から入りエレベーターで登って行きます。

で、当時このビルには勝手な噂が先行していて、そのビルの最上階からダイブした人がいるとかいないとか、近隣の学生の間では尾ひれがついて話が流されていました。

で、私に話を戻しますが、このビルなら雨風凌いで何処かにこそっと隠れる場所があるんじゃないかな。そんな程度の理由でビルに入って行きました。

夜の11時くらいだったと思います。

私はエレベーターで最上階まで登りました。

エレベーターを出ると小さなエレベーターホールで正面には窓ガラス。右に行くとマンションの居住区域。

左に行くと階段でした。

私は居住区域に行くわけにもいかないので、取り敢えず左の階段の方へ行きました。

そうすると下へ続く階段と、最上階なのに上りの階段も有りました。

これは屋上に上がれるようになっているのですね。

私は階段を上って行きました。

ワンフロア上がるのに10段くらいで踊り場になり、折り返しもう10段くらい上ると一つ上の階になるわけです。

そこに行くと屋上に出れる扉があるのですが、安全のためか鍵が掛かって出られません。

まぁ当然かと思っていると

階段は もう一つ上に行けるようになっていました。

？

上には何があるんだろう？

私はまた上りました。

10段程度で踊り場について折り返したその瞬間です。

目の前にあったのは

折りたたみ式のパイプ椅子に括り付けられた

巨大な藁人形

これがデンと行く手を阻んでいました。

大きさ80センチくらいはあります。
 

はい。

それ見た瞬間は、度肝を抜かれました。

設置の理由は多分、近所の/もしくはマンション内の悪ガキ供が入り込まないように。とかの対策なのかなって思いますが、真実は分かりません。

でも、当時の自分、ビックリはしたけど、なんとその藁人形の横を通り抜けて上の階に行っちゃいました。

で、上り切るとそこにも扉があり入ってみると、下のエレベーターホールと同じ大きさのところに業務用の机があり点検表みたいな物が置いてありました。

多分エレベーターや屋上の水タンク、アンテナなど各種機材の保守点検などを行っている場所みたいな感じでした。

で、今の私では考えられないのですが、さしたる恐怖心も霊的な何かが起こるとは微塵も考えずに大胆にもそのまま机の上で寝てました。笑

で、更に当時の自分は超楽天的で浅はかなのですが、翌日も雨だったので同じ場所にもう一泊してます。日中はその人形の横をすり抜けて街に出て食事やトイレや銭湯に行ったりとかして、夜に戻ってきたんですね。
 

はい。考えられません。アホです。

で、翌朝9時頃でしょうか机の上に寝ていたら、突然扉がガチャって開きました。

驚愕の表情のおっさんが立っていました。

そりゃビビりますよね笑。

ビル管理の人です。

で、寝ぼけた私を見て正気に戻ると激怒されました。

当然です。 笑

で、自宅に連絡されてそこで私の逃亡劇は潰えました。

そうして、親や学校の先生、アルバイト先に謝罪行脚となり、その後、平穏な日々に戻りました。

因みに私と問題を起こした先輩も同様にこっぴどく怒られたようです。笑笑

で、後日談ですが、この騒動の時に私の母親は息子が帰ってこないので心配してあちこちに連絡したようで、その中の一人がどうやら霊感？霊視？出来るような人がいて

その人曰く、

「あなたに息子さんは、なんだか小さな子と一緒にいて、その子が帰るのを邪魔しているみたいだ」って言ってたらしいんですね。

私は、当時、母親にも人形が有った話とか一切していない状況でです。

私はその時になって改めてゾッとしました。

まぁその後何か悪い事でも有ったかと言うと何も無いのですけどね(^^)

今では、友人が私をからかうネタとして
利用するくらいですが 。。。

ちなみに、当該ビルは現在も有ります。30年以上前の話ですので人形はあるかどうか定かじゃ有りません。

以上

どちらかといえば、怪談というより、私の黒歴史ですね。

お恥ずかしいです笑笑

ここまでお読み頂きありがとうございます😊