仮想通貨ライターの久野(@taichi_kuroshi)です。
僕はフリーで仮想通貨メディアのライターとか運営をしていますが、前職のグッドラックスリーという会社ではICOの準備をしてまして、広報なんかもやってました。
ご存知の通り、広報ってのはメディアに取り上げて欲しくて、逆にメディアってのはいい記事ネタがないか探しているわけです。
一応、僕は仮想通貨というニッチな領域で、広報とメディアと両方の経験をしていて、色々と思うところがあるので綴ってみます。
仮想通貨まわりの広報やメディアをやってる人に少しでも気づきになればいいなと思います。
先日、僕の取材した記事が公開されました。
独自コインでファンと接点『SPOTSALE』の目指すエコシステム
イジゲンさんの運営するSPOTSALEはざっくり言うと、中小店舗がクラウドファンディング的な資金調達を独自コインで実施できるサービス。
店舗は審査さえ通れば運営と仕様を詰めてサクっとコインセールを開始できるのが良いところです。開発とかいりません。
「資金調達を独自コインで実施」とか言うとICOっぽく聞こえるんですが、SPOTSALEはコインに利用期限を設けたりしていて、資金決済法の規制を受けずに済む仕様です。
と、これがサービスの概要なんですが、僕はライターとしてメチャメチャ記事が書きやすかったんです。
なぜかというと、すでにSPOTSALEには実例がたっぷりあるからです。
SPOTSALEで独自コインを発行できるようになったのは最近なんですが、それまでは会員権を買えるサービスだったんです。
10万円でシークレットバーのオーナーになれるぜ!とか、そういう権利を売買できるんです。
仮想通貨系のサービスって、実例があるかないかでウサン臭さが天と地ほど変わります。僕がグッドラックスリーで広報していた時には、実例はおろかプロダクトさえリリースされていない状態だったので、メディアに取り上げてもらうのが本当に大変でした。
SPOTSALEは実例をたっぷり用意してから、プロモーションを加速させています。取材するメディアとしては、これほど書きやすい状況は無いなーと思いました。
ALISも今でこそこうやってちゃんとブログ書けるようになっていますが、ICO以前の広報は大変だったと思います。だって、当時のALISにはプロダクトも無いし、そもそもICOってなに?という風潮でしたから。
それでも、ストーリーのある起業背景をアピールして、ALISコミュニティが盛り上がる土壌を作りあげた結果、ICOに成功してプロダクトもリリースした。すごい難易度の仕事をやってのけたんです。
今日、久々にALISを訪問したらヘビーユーザーの巣窟のような状況になっていて心が温まりましたが、これからもALISを応援していく所存です。










