前回はざくろ茶の作り方を紹介しました。
ジャムに必用な材料と分量は次の通り。
ザクロ果肉700g、砂糖250g、レモン1個、林檎1/4個
これが目安となります。ザクロの剥き方は以前紹介した記事をご参照ください。
今回は少し小ぶりのザクロ14個分を剥きました。
ザクロの実はこんな感じです。
これをジューサーに入れます。
はい、ジュースになりました。
2~3分くらいでしょうか。あまりやり過ぎると種が細かくくだけ過ぎ、えぐみの元となりますのである程度にしときましょう。
この状態だと種も含まれていますので、これをザルに漉して鍋へと移します。
続いてヘラで実と種を漉していきます。
これだけだと授与品として足りなさそうのでスペシャルアイテムを使います。
ザクロエリルは剥いたザクロの実を冷凍したもので、イスラエルよりの輸入品。
ザクロピューレはそのエリルを使ってオリジナル機械で種を取り除いた果汁と果肉だけのもの。どちらもザクロビバレッジさんという会社さんが輸入、加工を行っています。
特に今みたいな季節外の時は1個1000円オーバーのザクロ生果より遥かにコスパがいいです。まず手軽にザクロを試したい方にはオススメです。kontonGはいつもそれぞれ20~30個くらいの単位でお願いしています。
今回はザクロエリル1袋(500g)とザクロピューレ3袋(1500g)追加しました。
種を取り除いたザクロを煮詰めていきます。ピンク色の灰汁が出てきますので、それを取り除きながら煮詰めていきます。目安としては元の半分くらいでしょうか?ある程度とろみが出てきて、はねてきたら1度火を止めます。
ここにレモン、リンゴ、砂糖を加えていきます。
レモンは香りと酸味を加えるため皮を擦り下ろした後、レモンを絞って、果汁と果肉を加えます。
リンゴはペクチンという凝固成分があるため加えます。こちらも擦り下ろして加えてください。
そして最後に砂糖を加えます。
これだけ加えるともともとの量くらいまで戻ります。そしてまた火にかけ、同じく半分程の量になるまで煮詰めます。
粒感があるというか、ジャムっぽくなったら完成。お好みにはなりますが、少量取って冷蔵庫で冷やしてみてどのくらいの固さか確認するのもいいかも。
ここからできあがったザクロジャムをジャム瓶に移して煮沸消毒し、長期保存が出来るように「脱気(だっき)」という作業を行います。
まずは漏斗を使い、ザクロジャムを瓶に詰めていきます。
ギリギリまで詰めるというやり方もありますが、そうすると煮沸時にあふれ出してしまい、ジャム瓶の表面がジャムでベチョベチョになってしまいますので、少し余裕があるくらいがいいと思います。
詰めたジャム瓶に軽めにフタをします。これは煮沸時に空気を逃がすためです。そうしてできたジャム瓶を鍋に敷き詰28めていきます。
こんな感じ。数えたら分かりますがうちでは1度に21個やります。そしてこの鍋の下には水を少しだけ張っておきます。目安は2~3cmほどかな。要はこれから煮沸する間水が蒸発しきらない量です。
鍋にフタをして、弱火で30分間煮沸します。30分経ちましたら、すぐにジャム瓶を取り出し1つ1つしっかりとフタを閉めます。こうすることで、除菌した後そのまま密封することができます。1年くらいは平気で保ちます(衛生士ではないので実体験の話です)。
konotonGはザクロジャム作りに追われる日々なので、だいたい作成して1ヶ月以内に出荷(授与)しております。クレームは今のところございません。
そして出来上がったザクロジャム。ザクロの樹と共にと思い写真を撮りましたが、ぼけすぎてて何が何だか分かりませんw
うっすら紅い花っぽいのが分かりますかねww
まぁメインはザクロジャムなので。。
サッパリとしたジャムになりますのでパンやヨーグルト、ドレッシングなどイロイロと応用の利くジャムになりますよ。
またこれからの季節はレモンとリンゴの代わりに梅を使うと、華やかな梅の香りがたったザクロジャムにもなります。
初めてのザクロジャムレシピ投稿なので写真ばかりが大きく上手く説明出来てない感が満載でスイマセンm(_ _)m