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勝手に始まりました「柘榴ザクロざくろ」シリーズ!今回は初歩中の初歩、ザクロの剥き方を紹介します。
ザクロの季節は秋、なので今はありません。メジャーじゃないので年中出回っていることもありません。つまり春に出回っているこのザクロは、Japanとは真反対のチリ産なのです。そしてメジャーじゃないので航空便で輸入、1個1000円超える高級品ですよ(笑)
ザクロは皮が厚く、そのおかげで長期保存が可能です。冬場であれば屋外で、夏場でも冷蔵庫で2ヶ月ほどは持ちます。ということで、厚い皮を剥くためコツがいるのです。
まずはザクロの上の所、もともと花が咲いていた花弁の部分ですが、この2~3cm下あたりにくるりと包丁を入れて、フタのように上の皮のみ取り除きます。
すると中のザクロの実がしっかり見えますねー。中央に虫のようなものが見えますが気のせいです。花弁の底部分が残ってるだけです、多分。
前回ザクロは訶利帝母(鬼子母神)さまの象徴とお伝えしましたが、ザクロの実を厚い皮で覆い守る姿が訶利帝母さま、そして中の沢山の実が子どもたちを表しているんだと思います。子どもたちを守る美しき母性の象徴、ザクロなのです。
そしてこっから実を取りにいきたい気持ちを抑えてもう一手間。残った皮の部分に十文字にメスをいれます。そして、実が潰れないように手の腹を使って慎重に4つに割いていきます。
こんな感じ。
さぁ、ここまできたら思う存分実を取りに行っちゃってください!無双ターンですよ!!ただ潰さずに捕虜にしていく感じでお願いします。
こうして集めたザクロの実。
ど~ん!!!
としようと思ってたけど写真撮ってなかったみたいです。。。
まぁ、だいたい1個のザクロより150g~250gくらいのザクロの実がとれます。ただザクロの実は中に1つ1つ種が含まれていて、そのまま食べるには結構メンドイ。そんなに美味しい訳でもない。ただ、この印象的な実の色、ガーネットがザクロ石といわれるのも納得です。この実を砂糖漬けにして1~2週間置くと、紅い砂糖液、いわゆるグレナデンシロップができたりします。
ということで、次回はザクロを使ったざくろ茶の作り方をご紹介いたします!