もくじ
・口座維持手数料について
・銀行とは?(役割やビジネスモデルや現状など)
・台頭したフィンテック
・まとめ
なんで口座持ってたら金取られんねん!
国民が銀行に金貸しとるんちゃうんか!
って方もいると思いますが、
この引用をまずは見てみましょう。
稼働していない銀行口座でも通帳を発行していれば、毎年200円の印紙税を銀行は納めなければなりません。
また、現在はマネロン・テロ防止のため、本人確認等、銀行口座の厳しい管理が国際的に要請されるようになってきています。
尚、海外では、例えば5,000ドル等、一定の残高を下回る預金口座に対して、月額20ドルといった手数料を徴収し、口座維持・管理にかかるコストを回収している金融機関が一般的です。
このような事情から銀行が口座維持手数料を徴収するという議論が出てきているのです。
つまり、
「口座維持にはそもそも金かかるし、テロ怖いから、セキュリティあげなあかんし、海外は手数料取ってるし。」
て感じで、口座維持手数料が今までなかったことに驚きなくらいです。
とはいえ、まだ検討中だそうです。
なので、お金、日本円を持つことよりも、人的資本に変えられるかどうか。
人的資本は、ざっくりいうと、経験とか能力とかです。
お金は交換する商品なので。
スプレー買って、シューってしない。
絵具を買って、何も書かない。
財布買って、お金やカードを入れて持ち歩かない。
指輪を買って、指にはめてない。
ぐらい、
お金を持ってて、何とも交換してない。
って、アホなんですね。笑
(極端ですが。)
そもそも銀行のビジネスモデルは、
・貸出金利
・手数料収入
・外国為替
・株式や債券の売買
ざっくり簡単に言ってしまうと、
金融機関、仲介役ってやつです。
ちなみに、その仕組みをイメージする上で、
この動画は、かなり参考になる。
(ちょっと長いが、情報としての価値が凄まじい。)
では、
なぜ、こんな手をうたなければならないのか。
それは、
また、銀行の業績が悪化しているのは、
・日銀の超低金利政策によって貸出金利からの利ざやが稼げなくなっている
・人口減少で、いい融資先を見つけにくい。
・コンビニ銀行など新しい形態の台頭
つまり、以前話していた、
何かが、破壊された。
の、何かのひとつ。
そう、
というわけです。
銀行といえど、中央銀行や大手銀行、地方銀行や信託銀行がありますが。
ちなみに、マイナス金利を導入していたのは、
です。
銀行に預けるなら、使った方がマシだ。的な。
確かに、人は、得ることよりも、失うことに敏感なので(1万円で100万円得られる。100万円得るが1万円失う。)正しいっちゃ正しい。
また、これにより、金融機関の金利収入が減ったんです。
お金預けてたら減っちゃうから、貸し出す方がいいから、不動産業界では、住宅ローンの金利が下がったため、不動産の販売が好調となったり。
低金利(てかマイナス)になると円安になるので、観光系よかったらしい。
海外では、振り込まれる料が10万円ある、利息で相殺できる、など。実質、という感覚があります。
しかし、そんな上っ面だけ真似すると、日本の銀行の利息の低さでは相殺できない。
銀行にお金を預けると、
銀行は運用できるお金が増える。
それが減ってしまう。
口座持ってたらお金取られるー!
ということではなく、
フィンテックの存在がある。
といえど、それは"ダンス"のようなもの。
ストリートダンス、バレエ、チアダンス、日本舞踊、マサイ族…
といったように、全然違う(-д- 三 -д-)
・決算手段
・仮想通貨(送金)
・分析ツール
・クラウドファンディング
・割り勘
・家計簿
・保険
など、あげればきりがない。
ざっくりまとめると、金融革命。
従来は銀行のシステムで、革命後はフィンテックのシステム。
ということは、銀行はそれを導入していかなくてはならない。
つまり、従来の口座のシステムから、新たなサービスを始める。そのためには、資金を集めつつ、新たなサービスを開拓する必要がある。
むしろ、メガバンクより、地銀(キャッシュレスによるATMの無駄化)が苦しくなる
むしろ、インターネットバンキングの備わってる銀行に流れます。
銀行は、どのようなポジションで残れるか。
氷山にぶつかったタイタニックか。
救命ボートで逃げるか。
はたまた応援を呼び寄せ、タイタニックを修理するか。
口座維持手数料は、繊維のひとつにすぎない。
根幹には、銀行の生存戦略が常にあった。
現在のお金は、飯本位制の兌換紙幣だから、我々の生活に直結する。
このような直近の情報には敏感になっておこう。
ここまで読んでくれたあなただけに、
TODAY IS A GOOD DAY FOR YOU...