イナベより愛をこめて(17)「この人と会って何の得があるのか?」
学校の教師はすべからく偽善者である。自分はヤクザには近寄らないくせに、生徒に向かっては
「誰とも仲良くしなさい」
と、無茶なことを言う。クラスという単位は解体すべき。暴力団の予備軍のような生徒は必ずクラスに一人や二人いる。そんな人間と同じ空間に閉じ込めるなんて、刑務所の雑居房と同じなのであってイジメが起こるに決まっている。
「やめてくれ!」
と、わめくと相手は更に喜ぶのだから始末に負えない。
そこまで酷い相手でなくても、勝手に土足でこちらの聖域に踏み込んでくる人もいる。そういう時は、
「この人と会って何の得があるのか?」
と自問してみるといい。もし、何の得も無いのなら即座にその場を離れるべきである。人生は限りのある時間だから、無駄にしてよい時間など1秒もない。もっと意味のある人と会って話すことに時間とエネルギーを用いるべきだ。
アインシュタインも言っている。
「偉大な精神は常に凡庸な人々からの激しい反対に遭ってきた」
イエスのような高邁な方も凡庸な人々によって処刑されてしまったのだ。
教師の言うことなど無視していい。
21世紀の日本の学校は、同じ服、同じ靴、同じ鞄、同じ髪型、同じカリキュラム。そして、学校が終わっても強制的に部活という時間でがんじがらめにする異常な状態なのだから、そんな制度に合わせる必要はない。
声をあげなければ、この異常事態が改められない。