「お花畑論議」は怖くありませんか?
防衛費増額と同盟強化に反対する人がいるが、非武装中立論は「防衛費がゼロで、同盟なし」となり、戦争確率を高めるだけだ。
ウクライナには核兵器があった。しかし、いろいろあって核兵器を放棄した。今回のロシアの侵略行為をアメリカやNATOが手出しできないのはロシアが核兵器の使用をチラつかせるからだ。この状況を世界中が眺めているわけだ。
つまり、
「核兵器があると他国は手出しができない。たとえ、アメリカでも」
と学んでいるわけだ。すると、北朝鮮がどんな制裁を受けても核開発を続けるのが“正解”ということになる。
日本の野党は憲法第九条を守れば大丈夫と言うが、プーチンや習近平に通用するとは思えない。
もし、ウクライナが核兵器を持っていたら今回の侵略は起こらなかったらしい。とすると、日本の現状はどうなのか?核兵器どころか、通常兵器を充実させる防衛費の増額を野党は反対している。
かろうじて、プーチンの北海道侵略を思い留まらせている理由は「日米同盟」。ところが、野党はこの日米同盟さえ廃棄するのが日本のとる道と主張している。これは、自ら戦争を招き寄せていることを主張しているように聞こえる。
私は政治や経済のことはよく分からない。しかし、ウクライナでは何千人という民間人が虐殺にあっている。世界中の人がすべて善人であれば憲法第九条もいい。しかし、金正恩やプーチン相手に「信用します」と言ったら私たちの子供たちがどうなるのだろう?
怖すぎる。