これまで約2万回の出撃があったうち、ウクライナの空域に入ったのは3000機程度で、それも戦場の上には飛んでこない。ロシア軍はウクライナの対空システムを恐れているのか、それとも空爆は長距離ミサイルの役目だという考えなのか?
ロシアはアメリカに並ぶ軍事大国だと信じられていたから、中東諸国もアフリカ諸国もインドもロシア製の兵器を大量に買ってきた。しかし、今回のウクライナ戦争でロシア製兵器の性能が予想以上に低いことが暴露されてしまった。
アメリカやEUが大量の兵器をウクライナに提供したら、ウクライナが予想以上の成果をあげた。世界中がこの状況を注視している。言ってみれば、欧米の兵器の生きた展示会のようなものだ。これからロシア製の兵器は売れないだろう。
欧米はウクライナにいくらでも兵器を提供し、財政援助もするだろう。戦後、その提供した兵器や援助をはるかに上回る収入が兵器の売買で欧米諸国にもたらされることが確定したわけだ。
日本は憲法があって兵器の売買ができない。財政援助をするだけして、何のうまみもない。せめて、中国が台湾に侵攻した時に欧米諸国が手を貸してくれるように欧米グループに入っておくことだ。間違っても、中国・ロシア・北朝鮮グループに入ってはいけない。
そして、できるだけ早く憲法改正をして軍備を整えなければ手遅れになる。