誤送金問題の本当の原因(堀江貴文氏の見解)
フロッピーディスクを利用していたことも明らかになったが、そうしたITリテラシーの低さなどを指摘した上で、「こういう小さい自治体でまともな町政運営ができるわけがない。生徒会レベルですよ。それは生徒会に予算4000万円を渡したらとんでもないことになるだろうってわかるよね。それぐらいの人材しか居ないというわけですよ」と繰り返し、「税金を使ってそういうずさんな管理をせざるを得ないような小さい自治体を残しておかなければいけないことが大きな問題。ひとつの日本の病理なのでは」と問題提起した。
私は堀江氏の上から目線の傲慢さが好きではない。しかし、この指摘は同意せざるをえない。私の住む町も過疎化が進んでいて「移住ランキング1位」などとアピールしているが、優遇措置をとると今回のような犯罪性向の高い人を招き寄せる可能性が高まる。
日々の問題に関して、市役所の職員、行政相談、弁護士相談などいろいろ利用させてもらって分かったことがある。それは、相談しても何一つ解決しないこと。たとえば、私はクリスチャンだから香典や神社の協力費などは困る。しかし、市役所の回答は
「自治会を抜けたらゴミ出しができなくなる」
といった恫喝まがいのものだった。
相続でもめた時も、3人の相続人のうち17年間私のみに納付書を送ってきて私のみが固定資産税を納めてきた。納税課にいって
「今後は姉の方に納付書を送ってください」
とお願いしたら、拒否。では、なぜ17年間私だけに納付書を送付できたか尋ねたら
「それが事実か確認できない」
と、しらばっくれた。記録はあるはずなのに。
ここでは基本的人権の「宗教の自由」も「納税を公平にする」という原則も毎日踏みにじられているのだが、職員たちは自分が何をやっているのか自覚すらない。こんな人たちが町政を担えるわけがないのだが、人材がいない。