以前の投稿「できる人の共通点とは」で触れた内容について補足的な投稿です。
ひとことでいえば、周りから期待されていることを期待されている通りにやる、ということになります。
例えば
・お客様とのアポイントの時間に遅刻をしない
・お客様とのアポイントに伺う前に確認を入れる
・お客様訪問の際に服や靴が汚れていない
・お客様へ説明する際に間違った内容を伝えない
・注文の金額や株数を間違わずに入力する
・間違いを犯した際はすぐに上司に報告する
・間違えているかわからない時はすぐに周りに聞く
・間違えてなさそうでも間違えたら大事になる作業は念のため周囲に確認する
といういわゆる業務中の当たり前のことがあります。
また業務外ならば
・先輩の飲みや飯の誘いには断らずについていく
(最近は証券会社でも減らすように促されているが)
・毎日、日経新聞もしくは網羅的な経済ニュースを読む
・テレビでモーニングサテライトやワールドビジネスサテライトを見る
・加えて各種金融雑誌などを読む
・社内の重要人物の名前を覚える
などといったことがあります。
これらの当たり前をすべて実行できる人はかなり少ないです。
上にあげたことはどれも当たり前のことです。技術的に難しいこともなく、その気になればだれでもできることです。
いろいろと間違えてはいけない事があれども、間違えたらすぐに報告すれば良いのですから簡単なものです。
ただし、こういった当たり前がすべてできる人はかなりの少数派です。体感値ですが多分3割ぐらい。
つまり逆にいえば、当たり前ができるだけで上位に食い込めます。
でも上にあげたことを全部やるのはちょっときついなと感じる方もいるかと思います。
最低限でいえば、最初にあげた項目のうち太字が含まれている4点だけでokです。
僕は当たり前にするべきことをほとんど当たり前にやっていませんでした。それはもっと優先度が高いことがあったからです。今は当たり前をないがしろにするべきだと判断するシーンが多かったからです。
また、私の場合は学生時代に特殊な営業のようなことをしていたため「今この瞬間にはこの当たり前をあえて無視しても大問題にはならない。それより他の営業マンが打たない手を打つことで、他の営業マンには得られない成果を得よう。」という読みができる力がありました。
普通の新入社員ですとそれを読む力というのは無いと思うので、なるべく多くの当たり前を実行していくことをお勧めします。