※本記事はUniswapでの投資を推奨するものではありません。既にUniswapでの投資を行っている方がその状況を確認するためのツールを紹介するものです。
Uniswapの流動性提供者は手数料を得られる反面、価格変動損失(英語では impermanent loss)を受けます。
このことに起因して、流動性提供者が気になるはずの数字を確認できるツールを3つ紹介します。
https://beta.zerion.io/connect-wallet
サイトに接続し、自分のETHアドレスを入力すれば、下図のように"Invest"のタブから自分が提供しているプールのリターン状況を確認できます。特筆すべきは"Total Return"に加えて"Return vs HODL'ing"を表示してくれることです。
"Total Return"は一般にイメージしやすいように、提供時からドル建てで資産がどれだけ増えたかを示すものです。
"Return vs HODL'ing"はuniswap特有の概念で、提供時と同量のETHとトークンをそのまま保持していた場合と比較してどれだけ利益が出ているかを示すものです。
下図のように期間を選んで、ある時点から別のある時点までの取引量(Trade Volume)、手数料益合計(Collected Fees)、価格変動損失(Impermanent loss)、利益(Net Profit)を確認できます。
利益 = 手数料合計 - 価格変動損失
となっています。情報のタイムラグが一日ほどあります。
(2019年10月5日現在、ALISはまだ表示されていません。)
任意のプールについて、提供されているETH量、トークン量、日次トレード量等を知ることができます。こちらはzumzoomと異なり、リアルタイムです。下図では例としてUSDCプールを表示してみました。
ちなみにALISも既に表示されます。
Uniswap開発陣も認知して随時追加される便利ツールはこちらの"Analytics"から確認できます。
著者 kyoronut
過去記事一覧https://alis.to/users/lisalisa