

仮想通貨投資を始めたほとんどの方は一度は目にするだろう古参通貨ーライトコイン(Litecoin | LTC)。ビットコイン登場後の2011年、最初期に作られたアルトコインの1つで、2026年現在まで15年間安定的に運営され高い信頼性を持ちます。

時価総額も21位と、長年上位をキープし続けている数少ないコインの1つです。ただ機能面だけでいうと昨今作られる多くのチェーンには大きく劣ります。
ただ、PoWチェーンとして原価のあるコインを経済性を保ち維持できていたり、プライバシー機能を搭載するなど、その機能強化も続いてはいます。
しかし、現時点ではその役割は、単純な価値の保存や、ビットコインとともに開拓された決済用途といった程度で、DeFiで活用するという概念は殆どありません。
それでも時価総額は2026/3/28時点で約6,600億円。
この巨大な資本を単なる価値の保存で終わらすにはもったいないですよね。

LitVMは、ライトコインの機能を拡張し、スマートコントラクトを実現することを目的としたプロジェクトです。
もともとライトコインは、ビットコインに対しては送金の速さや手数料の安さを強化したシンプルなコインですが、イーサリアムのようにアプリ(DeFiやNFTなど)を構築する機能は備わっていません。
LitVMはこの点を補い、ライトコイン上でもWeb3アプリケーションを利用できるようにする「レイヤー2(以降L2と表記)」として設計されています。
具体的には、ブリッジ技術やZK(ゼロ知識証明)などを活用し、他のブロックチェーンと接続しながら、高速かつ低コストな環境を提供することを目指しています。

さらに、EVM(Ethereum Virtual Machine)に対応している点も大きな特徴です。
これにより、Ethereum向けに開発されたスマートコントラクトやアプリを、そのまま、または少ない修正でLitecoin上でも動かせることが出来ます。
LitVMは、ライトコインの機能拡張を目指すプロジェクトであり、ライトコイン財団からの支持を受けている点が大きな特徴です。
実際に、LitVMはライトコインの公式イベントである「Litecoin Summit」において発表されており、財団と無関係なプロジェクトではなく、エコシステム拡張の文脈で紹介されています。
また、発表に際しては、ライトコイン創設者であるCharlie Lee氏が以下のようにコメントしています。
“We’re excited to support efforts that bring smart contracts to Litecoin…”
(スマートコントラクトをライトコインにもたらす取り組みを支持することに興奮している)
さらに、ライトコイン財団の公式SNSでも、LitVMは「LitecoinのZK Omnichain」として紹介されています。
“Introducing LitVM — Litecoin’s ZK Omnichain…”
ソース:
https://x.com/LTCFoundation/status/1932097858775474527
LitVMとライトコイン財団の関係は以下のように整理できます。
・ライトコイン財団の公式イベントで発表されている
・創設者から明確な支持コメントが出ている
・公式SNSでも紹介されている
・「エコシステム拡張の一環」として認識されている
つまり、財団から一定の支持を受けた有力プロジェクトと位置付けることができます。
LitVMはライトコイン財団そのものが開発・運営しているプロジェクトではありません。あくまで外部チーム主導の取り組みであり、公式寄りではあるけれど公式のプロダクトではありません。
今後トークンが出た際は、この点については注意しましょう。











