”ファイナルファンタジー”という言葉をご存知だろうか?
大人気マンガ『銀魂』で次のように解説されている
最終回付近のキャラクターのカップリングのことである
それは『鬼滅の刃』も例外ではない、
と言われている
この通り、本誌最終回の日はSNSでぶっちぎりのトレンド入りを果たしている
そのカップリングの一組、我妻善逸と竈門禰豆子
善逸が妻をめとること自体は、「人気投票1位!我妻善逸⚡人気の理由【名前に秘められた想い】」で解説した通り
では、なぜ禰豆子なのか?
このコマは、原作マンガ3巻の巻末おまけページに登場する
「どんな男が好きなの??」
兄弟たちのこの質問に対して、禰豆子は、”飛車みたいな人”と回答
飛車の特徴は、
・縦と横に何マスも動ける
・竜王になる
このエピソードが描かれる3巻の表紙になんと善逸がいる
この時点でカップリングは成立していたとみるべき
#コミックス表紙は伏線の宝庫
もちろん他にも理由ははる
我妻善逸が飛車みたいな人と言える理由には、大きく2つの意味がある
将棋の飛車のモデルは、古代中国の四頭引き馬車戦車であると言われている
このため、基本的に飛車は直線的な動きしかできない
善逸が飛車みたいな人な理由その①
彼の技に注目
雷の呼吸から繰り出される技「霹靂一閃」
善逸が唯一使える型であり、超速の踏み込みからの居合い一閃である
この技、
通常の「霹靂一閃」➡「霹靂一閃 六連」➡「霹靂一閃 八連」と進化する
しかし、基本的には、飛車と同じように非常に直線的な攻撃である
縦と横に何マスも動ける
これが1つ目の理由ではないだろうか
飛車は、敵陣で追加で斜め1マスずつ動ける「竜王」に成ることができる
この竜王
成り飛車の他にも意味がある
仏法を守護する八部衆の一つ。また、水の神。竜神。
そう、竜王は、神を指す
では、善逸の「霹靂一閃」をもう一度みてみる
「霹靂一閃」➡「霹靂一閃 六連」➡「霹靂一閃 八連」
実はこの上がある
それが、神の速さを出す「霹靂一閃 神速」
さらに、師匠の敵、兄弟子である獪岳の戦いで
みせた漆ノ型「火雷神(ほのいかづちのかみ)」
そう、善逸は”成り飛車”の如く神の域にたどり着ける男である
竜王(神)になる
#「霹靂一閃」の霹靂にも
#霹靂神(はたたがみ)という
#激しい雷を意味する言葉があるよ
禰豆子の言う”飛車みたいな人”に思いっきり善逸は当てはまるのである
#最終回発情期ではなかった
#次回さらに深ぼり、ねずことの
#カップリングの必然性を明らかにする