「化物語」などの「〈物語〉シリーズ」で知られる西尾維新先生が手がけた初の週刊連載マンガ『めだかボックス』
このマンガに球磨川禊(くまがわみそぎ)というキャラクターがいる
口癖は、『僕は悪くない。』
どう見てもお前が悪い!
こういう場面でも球磨川禊は爽やかに『僕は悪くない。』と言う
しかし、これは性悪説という立場で見れば正しいのかもしれない
「性悪説」は、荀子が唱えた人間の本性に対する思想
人間の本性は、悪という意味ではない
悪=弱というニュアンスに近い
人は弱い存在だからこそ、後天的に生き方を学ぶことで人は成長できる
みたいな意味
弱い存在だからこそ、
がんばって、
努力して、
学んで、
スキルアップして、
レベルアップしようぜってこと
しかし、そもそも人は弱いならそんな簡単に努力などできない
心の弱さから悪いことをしてしまうし、
「今日はいいか…」と思えば、すぐにサボる
それが人間
#パフォーマンス維持はムリ
#やる気には波があって当たり前
だから自分を責める必要はないし、責められる理由もない
そんな自分は悪くない
『僕は悪くない。』
以上を踏まえると、
やる気のあるときにやるべきは、その勢いのまま取り組む対象を頑張ることではない
真になすべきは、
やる気が出ないときにも一定のパフォーマンスを出せる仕組みや環境を作ること
こうすることでやる気に依存してしまう確率が減り、
パフォーマンスが安定しやすくなる
著者の取り組み例は以下
・”やる気が出るプレイリスト”を予めつくってすぐに再生できるようにする
・デスクトップやスマホの画像をやる気の出る画像に変更
・やる気がなくなると寝転がる癖があるのでヨギボーや布団、枕はしまっておく
・フリスクやコーヒーなどリフレッシュできるものを常備
・締め切りややることを友達に宣言したり、SNSに先に投稿
#ヨギボーはおすすめだけど
#カラダを沈めたら”最後”なので
#ヨギボーはおすすめしない
人は弱い
だからこそ、弱い自分を素直に認めて、
事前に対策しておくといいと思う
頑張れないのが当たり前
『あなたは悪くない。』
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