先日、高校の同期とご飯を食べて聞いた話が印象的だった。
最近、自分の将来のことなどを考えるようになり、何を持って幸せと感じるのかどうかとかを考えるようになった。
就職・お金・時間・恋愛・結婚・家族・趣味・名誉とか色々なファクターがあると考えていて、その全てがトレードオフの関係にあると考えていて、今後自分の人生の岐路に立った時に何を軸に判断するのか、何を持って選択をすれば幸せになるのかが全然見えていないという話をした。
その時友達が言ったのは、「どれを選んだら幸せになるかはわからないけど、俺の人生の軸は「人」だと思ってる。」と言われた。
とても意味深長でキザなセリフに私は「それどういうこと?って聞かせようとしてるな笑」と言った笑
そしてその説明をお願いすると、「人生の軸って結局自分が人生最後の日に何をしたいかだと思っていて、俺は自分の人生最後の日は今まで支えてくれた家族や今まで長い間関わってきた親友と時間を共にして話をしたり一緒に笑いたいと思ってる。」と言った。
このセリフに私はとても感銘を受けた。人生最後の日に自分の好きな仕事をしたいと思うだろうか、お金をいっぱい持っていたいだろうか、持て余すほどの時間があったり、自分の名誉があれば悔いの残らない人生だと思うだろうかと考えた時に、それらも大切な要素ではあるかもしれないけど、それが本質ではないなと思った。
大切な家族・親友・妻子と共に時間を共有して、思い出話に浸ったり、馬鹿をして一緒に笑い合ったり、実はあの時こんなことが起きていたみたいな暴露話をしたり、そういう人生最後の日が自分にとって一番幸せなのかもしれないと感じた。
どういう生き方が幸せなのかはまだわからないし、死ぬ時まで正解かどうかは分からないかもしれないけど、人生の軸は「人」だといった親友の考え方は本当に素敵で自分も大切にしたいと思った。