引用---
Belle Epoque
=仏:「良き時代」)とは、厳密な定義ではないが、主に19世紀末から第一次世界大戦勃発(1914年)までのパリが繁栄した華やかな時代、及びその文化を回顧して用いられる言葉である。
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振り返れば パリ万博、アールヌーヴォ、印象派 など動乱と革命の時代であった。
東京ビエンナーレ「鶯谷ベルエポック」プロジェクトでは、それを鶯谷に引用しようというのだから、なかなか大きくでたなあという印象である。
というのも、一見して、鶯谷は、お世辞にも強力な何かがあるわけではないと思えるし、地元の人間だって皆そう言う。10年弱住んでいたのだが、よそ者と地元の人間のあわいを自覚的に過ごしてきたうえで体感的にそう思うのだ。
事実、山手線の駅の中でも1日の乗降客数が最も少ない駅だし、実際降りたところで、何があるわけでもない。降りてみれば、山の手には墓地が広がり、下町にはラブホテル街である。
のだが、こと近頃においてはそうでもないらしい。。。
この記事の続きは、今後1か月以内に何らかの形で
続編を、作家インタビューを交えた形でUPする予定です。