まおちは、クリスペを始めて、二ヶ月弱です。
最近は、クリスペが麻雀のように思えてきました。
その昔、まおちの麻雀は凄かったのです。
どれくらい凄かったかと言えば…
房州さんって言うメチャクチャ麻雀の強い人と、新宿の雀荘で、その名を轟かせる夢を見るほどでした。
どうですか?
まおちの凄さが、大体わかりましたか?
さて、今日は考察を含めたお話なので、いつもと違って少しだけ真面目モードです。
麻雀はいらない牌を場に捨てて、自分の持ち牌で役を作るゲームです。
クリスペは反対に、有効なカードを場に出して、勝負するゲームです。
一件、正反対に見えるゲームですが、どちらも相手の動きを見ながら進めるゲームです。
麻雀は相手が場に出した牌から、相手が、どんな役を狙っているかを推測します。
麻雀は、相手の動きを察知しながら、ゲームを進めないと、思わぬところで相手のアシストをしてしまいます。
自分が場に捨てた牌を、相手は食うことが出来ます。
つまり、相手は捨てられた牌を食って、自分の手に組み込むことが出来ます。
麻雀を知らない人でも、ポンとかチーとか聞いたことがあるかも知れません。
これが、誰かが場に捨てた牌を「食う」という宣言になります。
麻雀の牌には属性があります。
萬子、索子、筒子、四風牌、三元牌の5つの属性です。
クリスペのカードにも種族があります。
ビースト、フェアリー、ソルジャー、ドラゴン、魔法使い、天使、悪魔の8つの種族です。
まおちは、クリスペ以外のTCGを知らないので、他のTCGも同じような種族があるかは知りません。
ただ、クリスペの中だけで言えば、相手がどの種族のカードを、重点的に使っているかで、対応策が変わってきます。
これは麻雀と同じです。
麻雀では、属性ごとに「染める」と言う役があります。
・萬子ばかりで役を作る。
・筒子と四風牌と三元牌で構成された役を作る。
・緑色の牌ばかりで役を作ると言う、ちょっと変わったものもあります。
このように使う属性を限定して役を作ることを「染める」と言います。
相手が萬子の牌を場に捨てないのであれば、萬子で「染める」役を狙っているはずです。
だから、こちらの捨て牌がアシストにならないように、こちらも萬子を捨てないように手を進めます。
これをクリスペに当てはめると…
相手がビーストのカードばかりを出してくると言うのであれば、ビーストのドーピングを狙っていることがわかります。
コストの低いカードばかりをたくさん出してくる場合は、全体にドーピングを狙っているのでしょう。
後攻なのに、いつまでもマナクリスタルを使わなければ、大地の精霊を狙っている可能性が高くなります。
また、後半になって、執拗に、新緑のドルイドを使いたがるのも同じで、大地の精霊か密林の守護者あたりが狙いでしょう。
相手の行動の目的が分かれば、相手が嫌がる行動をすればいいのです。
ビーストのドーピングを狙っていそうであれば、ビーストのカードを重点的に処理します。
大地の精霊を狙っていそうであれば、できるだけ早いターンで勝てるように工夫したり、新緑のドルイドを早めに処理します。
そうしながら、自分の目的に向かって、戦略を進めていきます。
相手の動きを見ながら手を進める。
この辺りが、麻雀とクリスべに共通する面白さと奥の深さを感じます。
麻雀では「当たり牌を囲う」と言いますが、相手が場に出して欲しいと思われる牌を、あえて自分で囲い込んでしまう事を言います。
相手の当たり牌を囲って、自分が相手を制したときの快感も、クリスペと麻雀の共通点です。
麻雀でも、クリスペでも、時として、相手の狙いは読めているけど、全く対処する方法がない場合があります。
そうなった時、麻雀では、自分の手を少し崩して、相手をアシストしないことに徹します。
これを「降りる」と言います。
また完全に自分の手を崩し、アガリを諦めて、対応することを「ベタ降り」と言います。
麻雀は基本的に四人で遊びます。
そもそも「ベタ降り」するのであれば、その局を辞めてしまえばいいのですが、四人で遊んでいる関係上、自分だけが辞めるとは言えません。
仕方がないので、その局の最後まで、ベタ降りしながら付き合うことになります。
これに対して、クリスペは一対一なので、簡単に「降参」することが出来ます。
この点は、麻雀より効率的で、スピーディーです。
麻雀がキライという人の中で「時間がかかる」と言う理由をあげる人がります。
クリスペの場合は、ワンゲームが5分程度で、自分の戦略の手詰まりが見えた時点で、降参も出来ます。
これは、クリスペの優れた点だと思います。
麻雀は一般的に8局がワンセットです。
東場の4局、南場の4局です。
本来は、西場の4局と北場の4局も合わせて16局がワンセットなのですが、時間がかかるので、多くの場合は8局をワンセットとしています。
でも、この8局も結構時間がかかります。
1局で5~8分ほどかかりますので、一度、対局を始めると一時間前後は拘束されます。
テレビゲームでしか麻雀をしたことがない人は、知らないかも知れませんが、実際に麻雀をすると、これぐらいの時間がかかります。
この8局ワンセットの中で、勝ったり負けたりを繰り返しながら、ワンセットが終わったところで、本当の勝敗が決まります。
この局は、降りておいて、次の局で取り戻せば、最終的に勝てる
なんて、ワンセット全体を考えながら、ゲームを勧めるのも麻雀の面白さです。
これに対して、クリスペはワンゲームが独立しています。
一見すると、麻雀とは似ても似つかないように思えます。
しかし、クリスペのたった5分のワンゲームが、全体に大きく繋がっています。
それが、称号のシステムであったり、Sカードのシステムだったりします。
勝っても負けても、小さな積み重ねが、自分の目的に繋がります。
「不屈の心」の称号の考え方なんて、麻雀にはない面白さがあります。
麻雀は、たった8局の中で、ただ勝つために駆け引きをします。
でも、クリスペは何百対戦の積み重ねの中で、自分の目的のためにゲームを進めることが出来ます。
勝つだけではなく、ある人はお金を儲けるため、ある人は自分のカードを作るため、ある人は大会で上位に入るため…
自分なりの目標を見つけて、遊ぶことが出来る。
これは麻雀にはない面白さです。
麻雀ほどお金がかからないのも良いですね。
課金するにしても、1ヶ月の課金金額が、麻雀の「テンピン」で一晩、遊ぶ程度の資金力で十分です。
当然、それ以下の金額でも十分楽しめます。
ぜひ、麻雀好きの人にクリスペをオススメしたい、まおちでした。