【初心者】ライトニングネットワークってなに？【ビットコイン】

こんにちは、masato（@Masa_ss）です！

ビットコインのスケーラビリティ問題解決のために導入を目指して開発が進められている「Lightning Network（ライトニングネットワーク）」をご存じでしょうか？

今回は技術的な難しい話ではなく、初心者向けにライトニングネットワークとは何なのか、ざっくり解説していきたいと思います。

スケーラビリティ問題とは

ビットコインでたびたび問題になっている「スケーラビリティ」。

このスケーラビリティ問題に対する答えのひとつとして提案されているのが、今回紹介する「ライトニングネットワーク」です。

ビットコインには1ブロックに書き込めるトランザクションの数が決まっているため、利用者が増えるほどにデータ処理速度が遅くなります。

これによって送金に時間がかかってしまうのが「スケーラビリティ問題」です。

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他のクレジットカードなどの処理能力と比較してもビットコインはかなり低いのが問題となっています。

ライトニングネットワークとは

そこで、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決すべく提案されたのが「ライトニングネットワーク」です。

ライトニングネットワークとは、ビットコインのブロック以外でも取引を可能にする技術のひとつで、取引データを最終的にブロックチェーンに書き込む前に、ライトニングネットワークというネットワーク上を通して行なうものです。

まったく別のネットワーク

ライトニングネットワークはブロックチェーンネットワーク外（オフチェーン）で構築される決済ネットワークです。

上の図のように、ブロックチェーンネットワークとは別のレイヤーにライトニングネットワークが存在します。

メリット

・瞬時に送金できる
・取引の処理能力が飛躍的に向上する
・送金手数料が劇的に安くなる
・少額決済（マイクロペイメント）が可能になる

ライトニングネットワークを使用した支払いは、通常のブロックチェーンネットワークを使用したときよりも速く送金でき、かつ手数料が安くなることで少額決済が実現できます。

まとめ

ライトニングネットワークは、送金時間・送金コスト・少額決済といったあらゆる問題が改善され、実現すればビットコインの普及が一気に進むことが期待されています。

ただし、デジタル通貨業界の情報を提供するDiarが実施した調査によると、処理量が増えた場合にプロトコルが躓くことがあるそうです。

今後の動向に注目です。

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