どうも、masatoです!
今回のテーマは「P2P分散システム」についてです。
「P2P(Peer to Peer)」と聞いて、もしかすると「Winny」を思い出す人もいるのではないでしょうか。
WinnyはP2P技術を利用したファイル共有ソフトで、当時は画期的な技術だとして話題になりましたが、結果的には違法ファイルが氾濫する場として利用されてしまいその後に開発者が逮捕されてしまいました。
ちなみに、マイクロソフトが提供するインターネット電話サービス「Skype」も、一昔前までP2Pを利用していたのはご存じでしたでしょうか。
さて話を戻します。
多くのコンピュータが連携して動作するシステムのことを「分散システム」といい、ブロックチェーンも分散システムの一種です。
そして、このようなP2P形式の接続を行なうノードがたくさん集まると、それぞれがP2P方式で接続された状態のP2P分散ネットワークが形成されていきます。
※P2Pネットワーク
P2Pネットワークに参加するすべてのノードは対等であるため、一部のノードだけが特別な権限や役割を持つことはありません。
なので、どれか一部のノードが故障したり停止したりしても全体が影響を受けることは少なく、P2Pネットワークの規模が大きくなればなるほど耐障害性に優れていくことになります。
ビットコインにおいては、現在、全世界で1万近いノードが連携して稼働しており、これらのシステムがいきなり止まったり破綻したりするリスクはほぼゼロだと言われています。
ビットコインが生まれてから一度もシステムを停止せずに動き続けていることからも、いかにブロックチェーンが優れているのか理解いただけると思います。
・ブロックチェーンはP2P分散システムの上に成り立っている
・P2Pは各ノードが互いに1対1で接続する通信方式のこと
・P2Pはどれか一部のノードが故障・停止しても全体に影響を受けない
ブロックチェーンは奥が深いですね。
それではまた!
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