こんにちは。会社員しながらカメラマンをしています。
ぼくが最初カメラにはまったのは大学生のときでした。一眼レフカメラを持っている人をみて「なんとなくかっこいいな」程度に思っていて、自分もカメラを購入しました。初めての一眼レフカメラです。
カメラを手にして最初の1、2年間は使い方も分からずカメラを使わないことが多かったのですが、大学3年生のときオーストラリアに行ったことがきっかけでカメラにのめりこむことになりました。
オーストラリアにはワーキングホリデーで1年間ほどいました。最初の数か月シドニーで仕事をし貯金して、自然を堪能しながら旅行するために西の地域へ移動しました。西オーストラリアでは農作業をしながら各地を転々としておりまして、各地でたくさんの写真を撮影していました。
たくさん撮影していると基本的な操作は覚えてしまうものなんですね。またこのときから【写真を撮ること】の楽しさを知ることになりました。
写真の楽しさを知りたくさん写真を撮って、フェイスブック、インスタグラムといったSNSに写真を投稿する機会も増えていったのですが、このときから写真を評価してほしいという気持ちが表れてきたと思います。「いいね」がほしいといった感情です。「いいね」と言われることで自分が認められたような気がしていました。
つまり自分の写真を見て認めてほしいという承認欲求が芽生えていたと思います。
もともと1人で行動することが多いタイプの人間だったのですが、それは写真にはまってからも変わりませんでした。1人でいることに対して寂しさを感じていたはずなのですが、それを隠すように写真に没頭し、撮影した写真に対していい評価をしてほしいという意識になっていたと思います。
そんな中とあるきっかけで人を撮影するようになり、色んな人と関わるようになってきてからは大きな承認欲求は消えていってしまいました。人との関わりを持つことで寂しさが緩和されたのだと思います。
いまはたくさんの人と関わりがあり、とても感謝をしています。数年前までは気づかなかったことであり、カメラを手にしたことで今の自分があると思います。写真の面白さに気づき、それが承認欲求を生み、撮影対象を人に広げてから色んな人との出会いがあり、それによって寂しさはなくなり、人に恵まれた人生を歩んでいます。
以上です。ありがとうございました。