2020.3.5 さて、加計呂麻島から奄美大島へ戻りました。古仁屋でけっこう有名な昭和チックな銭湯「嶽乃湯」に入ろうかと思っていましたが、13時からの営業で断念。
瀬戸内町古仁屋の細い川沿いにある「嶽乃湯(たけのゆ)」。昭和18年創業、古仁屋に唯一残っている昔ながらの銭湯。う~ん・・・やっぱり入りたかったなあ。でも、この日、訪ね走った奄美大島西部、東シナ海エリアは、スンゴイところだったので古仁屋で時間をかけるよりは良かったのですけどね。もう一日あったら、古仁屋付近をノンビリ回りたかったかなー。
まずは「宇検村(うけんそん)」へ。
石油備蓄基地建設計画、無我利道場問題、奄美大島地区合併協議会離脱、高レベル放射性廃棄物最終処分場誘致問題と時代に翻弄されてきた村ですが、穏やかな空気の流れる素敵な村でしたよ。
加計呂麻島から渡ってくる時に、乗客の方に、大和村付近で、何処か昼ご飯を食べるところがありますかねえと尋ねたら、ココ、宇検村の「やけうちの宿」をおしえて頂きました。
ここは、奄美黒糖焼酎「れんと」で有名な「奄美大島開運酒造」系列の宿泊施設&レストランです。
「奄美大島開運酒造」のお酒が並んでいました^^
是非、工場見学をと云われたのですが、道のりが長いのでNG。今、HPを見たら、この日の4日後からはコロナウィルスの影響で工場見学中止になっていました。
昼食は、やっぱり、「鶏飯」。初日に食べた笠利町の「みなとや鶏飯」と食べ比べ^^
「みなとや鶏飯」はスープが濃厚でしたが、こちらの鶏飯は、あっさり系でしたよ。どちらも美味しい。人によっては好みは分かれるかもしれませんけどね。
さて、腹ごしらえしたところで、宇検村を離れ、大和村へ。
大和村(やまとそん)今里集落
奄美大島中央部に位置し、北岸で東シナ海に面する。湯湾岳(奄美岳)標高694mで奄美大島最高峰。奄美群島国立公園の特別保護地区、および天然記念物(天然保護区域)に指定されています。
う~ん・・・・佐渡島に似たダイナミックな雰囲気です。
北風も強かったため、ちょっと日本海っぽいですね。
水は綺麗です^^
この存在感のすごい大和村沖の岩は、「今里立神」。(この写真は補正しています)
今里集落を見守る集落のシンボル。集落内の路地はすべてこの立神に向かっています。ネリヤカナヤから来た神様が最初に立ち寄る場所として、信仰の対象となっていたことから、自然と人々のかかわりを示す景観ということで奄美群島国立公園に指定されています。
加計呂麻島の集落の神様が最初に立ち寄る岩と同じですね。更に県道79号線を北東へ。ここからの東シナ海の海岸ラインは凄かったです。
大和村名音集落の名音トンネルを抜け振り返ると・・・
すごい断崖絶壁です。ここは、徳浜の断崖と云われています。
海上にそそり立つ徳浜の断崖の高さは170メートルで、その下を徳浜トンネルが貫通しています。この断崖は鎌倉時代の大地震によってできたといわれ、放散虫という小さな生物の死骸が深海底に堆積してできた岩石(チャート)が見られるそうですよ。
この辺りからの海の様相は凄かったです。
(この写真は補正しています)
道路は高度を上げていきます。
戸円ふれあいパーク より。
ド迫力ですわ。しかし、更にこの道路、高度を上げます。
嶺山公園に到着
たくさんのスミレサイシン(たぶん)が出迎えてくれました。
(追記:ガイドさんからリュウキュウコスミレではないかと教えて頂きました。)
崖下に灯台が見えていました。「大山崎灯台」。沖縄~鹿児島間を結ぶフェリーなどには重要な灯台だそうですよ。
つづく~
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