トラベル

民芸・陶芸の栃木県益子町 濱田庄司記念益子参考館(105.とらべるショット)

matol's icon'
  • matol
  • 2022/04/08 06:16

2022.4.5 神社参拝を兼ねて陶芸の町・栃木県益子町へ。まずは腹ごしらえ(笑)

Content image
Content image

益子町の南外れにある「呑珠庵 (ドンジュアン) 」
十割そば、美味しかったです^^ お塩はうま味を引き出しますねー。

Content image

白い鳥居と桜 良い風景です^^

Content image
Content image
Content image

益子町の北にある小宅古墳群((前方後円墳6基、円墳29基、総数35基からなる古墳群)・・・ 小貝川の支流である小宅川の右岸丘陵上の平坦面及び南向きの緩斜面に立地しています。菜の花の黄色がキレイでしたよ。桜はいろんな種類があって次々に咲きそうです。隣接する亀岡八幡宮は後ほど投稿します。

Content image

益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

残念ながら展示替えのため休館でしたが散策はできました。

Content image

旧濱田庄司邸
実際に濱田庄司が住んでいた茅葺の邸宅を移築。

Content image

薪窯

Content image

登り窯

濱田庄司が生前に愛用していた登り窯を移築復元。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

その後、すぐ近くにある、濱田庄司記念益子参考館へ。3月の「新美の巨人たち」の放送を観て一度来てみたかったのでした。

Content image

大谷石の石蔵を利用した展示室です。2号館では主に西洋やオリエントの蒐集品を、3号館では日本や中国、朝鮮、台湾などアジアの蒐集品を展示しています。

Content image

栃木県産の大谷石の石蔵は、県内の特徴的な建築の一つ。益子参考館の石蔵は、隣町の真岡市から移築されたものです。

いや~、美しいです。大谷石、いいなあ。渋いなあ。

公益財団法人 濱田庄司記念益子参考館は、陶芸家濱田庄司が長い時間をかけて蒐集した陶磁器、漆器、木工、金工、家具、染織、その他工芸品を展示・公開するために、濱田庄司の自邸の一部を活用する形で1977年4月に開館しました。

 濱田の蒐集は、日本国内にとどまらず、中国、朝鮮、台湾、太平洋諸国、中近東、ヨーロッパ、中米などの各地に広がり、時代的にも古代から近現代まで多岐にわたります。

 その蒐集品は、自分の作品が負けたと感じたときの記念として、購入し蒐集した諸品でもありました。これらは、濱田の眼を楽しませ、刺激し、制作の糧となったもので、身辺に間近くおいて親しんだものでした。

 濱田庄司記念益子参考館は、濱田がそれらの品々から享受した喜びと思慮を、広く工芸家および一般の愛好者と共にしたい、また自身が制作の際に参考としたものを、一般の人たちにも「参考」としてほしい、との願いをもって設立されました。

 現在では、それらの蒐集品に加え、濱田庄司自身の作品および、バーナード・リーチや河井寛次郎ら、濱田が交流を持った作家たちの作品も合わせて展示・公開しています。https://mashiko-sankokan.net/top/about/より引用。

Content image

濱田庄司が使用していた工房(細工場)

Content image
Content image
Content image

登り窯

Content image

登り窯の内部

Content image

赤絵窯

Content image

登り窯(塩釉窯)

顔みたいですね^^ 登り窯はイモムシのようです^^

Content image

長屋門 
濱田庄司は長屋門がお好きだったようですね。「門」から入ったり出たりする行為は、「域」をまたぐわけで、人の精神の切り替えも行われるように思いますね。

Content image

4号館は、「上ん台(うえんだい)」と呼ばれた濱田庄司の別邸を展示棟として公開・活用しています。家具や食器類などの蒐集品を展示しています。イギリスのウィンザー・チェアーや濱田デザインのテーブルセットなどで、ご休憩いただくこともできます。

Content image

美しいです。

Content image
Content image

建物の外から・・・美しい・・・

Content image

建物内部

1942年に隣町から移築した大きな母屋で、濱田庄司のもっともお気に入りの建物でした。豪壮な庄屋建築ですが、土間部分を板張り・石敷きにするなど、移築時に濱田が様々な手を加えており、独特の雰囲気を持つ建築となっています。
 イギリスや日本の家具、木喰仏など様々なコレクションを陳列しています。

Content image
Content image

囲炉裏(いろり)には薪がくべられていました。室内には薄っすらと煙が・・・。懐かしい匂いがしていましたよ。照明も素敵だなあ。

Content image
Content image

階段箪笥(たんす)も良いですね。

Content image

ウィンザー・チェアー、座り心地良かったですよ。抹茶をいただきました。

いや~、民芸・・・落ち着きますね~。歳かな(笑)

民芸運動民藝運動、みんげいうんどう)とは、1926年大正15年)、「日本民藝美術館設立趣意書」の発刊により開始された、日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事日用品の中に「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動。21世紀の現在でも活動が続けられている。「民藝」とは、民衆的工芸の意[1]

日本民藝館の創設者であり民藝運動の中心人物でもある柳宗悦は、日本各地の焼き物染織漆器、木竹工など、無名の工人の作になる日用雑器、朝鮮王朝時代の美術工芸品、江戸時代の遊行僧・木喰(もくじき)の仏像など、それまでの美術史が正当に評価してこなかった、西洋的な意味でのファインアートでもなく高価な古美術品でもない、無名の職人による民衆的美術工芸の美を発掘し、世に紹介することに努めた(柳が収集活動を行っていた時代の日本では「李朝」という用語が一般的で、柳自身ももっぱら「李朝」を用いているが、本項では「朝鮮王朝時代」の表記を用いる)。

雑誌『白樺』の同人であり西洋近代美術の紹介者でもあった柳は、1914年(大正3年)、朝鮮陶磁研究家の浅川伯教との出会いを通じて朝鮮の美術に関心をもつようになり朝鮮王朝時代の白磁、朝鮮民画、家具などの素朴な美を世に紹介することに努めた。

1923年関東大震災の大被害を契機として京都に居を移した柳は、濱田庄司河井寛次郎らとともに、いわゆる「民藝運動」を展開した。柳、濱田、河井らは、当時の美術界ではほとんど無視されていた日本各地の日常雑器、日用品など、無名の工人による民衆的工芸品の中に真の美を見出し、これを世に広く紹介する活動に尽力した。運動の中心であった柳は、当時ほとんど研究が進んでおらず、美術品としての評価も定まっていなかった日本各地の民衆的工芸品の調査・収集のため、日本全国を精力的に旅した。
民芸運動 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2022年1月17日 (月) 16:27 

白樺』(しらかば)は、1910年4月に創刊され、1923年8月に廃刊された文芸雑誌・美術雑誌。本誌は武者小路実篤志賀直哉木下利玄正親町公和細川護立ら上流階級の青年たちによって創刊された。有島武郎学習院の関係者が多く集い、岸田劉生も表紙装丁を担当したり、文章を掲載したりした。その他のメンバーに、有島生馬里見弴長與善郎柳宗悦園池公致児島喜久雄郡虎彦[1][2]

白樺派の活動の中心として第一次世界大戦期の日本文学で大きな役割を果たした。個性主義・自由主義を基調とした。1923年8月まで続き、全160号が発刊された。161号も刊行予定だったが、関東大震災の影響により廃刊となった。

創刊号の表紙には白樺の若木が描かれた。武者小路実篤による夏目漱石それから』の評論や、志賀直哉の『網走まで』が掲載された。

白樺 (雑誌)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年8月23日 (月) 09:08 
 

Content image

++++++++++archives++++++++++
★「旅行記」
今まで行った旅行記のまとめです。

+++++現在進行中のシリーズ投稿の分類一覧 by matol+++++
「HUAWEI P30 Pro」スマホHUAWEI P30 Proで撮った投稿まとめ
「神社参拝リスト」参拝した神社の投稿まとめ
「還暦過ぎのオヤジのつぶやき」日々のつぶやきのまとめ
「ウミウシ」いままで出逢ったウミウシの紹介投稿まとめ
「鳥(トリ)」 いままで出逢った鳥(トリ)の紹介投稿まとめ
「植物探訪」いままで出逢った「植物」の紹介投稿まとめ
「古物たちのお勉強」の紹介投稿まとめ
「旅行記」今まで行った旅行記のまとめ
「古物商に関するあれこれ」~まとめです
「神社の基本知識をご紹介」「神社」に関して掘り下げて投稿
[ネコの住むビトにゃん村] x[ALiS経済圏]/私的構想 私的な構想の妄想まとめ

Supporter profile icon
Article tip 1人がサポートしています
獲得ALIS: Article like 108.72 ALIS Article tip 3.00 ALIS
matol's icon'
  • matol
  • @matol
宜しくお願いします。プロフィール写真は「クリヤイロウミウシ」です^^ 生物全般、神社参拝、旅行など投稿いたします。

投稿者の人気記事
コメントする
コメントする
こちらもおすすめ!
Eye catch
トラベル

ルーマニア出国時にオーバーステイで拘束(現在003)

Like token Tip token
0.00 ALIS
Eye catch
トラベル

リッツカールトン東京に泊まってみた。【絶対2泊すべき3つの理由】

Like token Tip token
68.10 ALIS
Eye catch
トラベル

大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)~シカ遭遇・龍が睨む二重の瀧#202-3

Like token Tip token
5.20 ALIS
Eye catch
トラベル

COVID-19が収束したら旅行に行こう!旅行が与える経済効果とおすすめの観光地!!!

Like token Tip token
62.00 ALIS
Eye catch
トラベル

大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)~参道~下社風景#202-1

Like token Tip token
57.10 ALIS
Eye catch
トラベル

「もののけ姫」着想の地であり魑魅魍魎の最後の砦 知られざる京都洛北・志明院へ

Like token Tip token
6.00 ALIS
Eye catch
トラベル

四万温泉(群馬県中之条町)1~積善館本館・千と千尋の神隠しのモデルとも(83.とらべるショット)

Like token Tip token
160.25 ALIS
Eye catch
トラベル

小石の天然ミュージアム~前白根山~

Like token Tip token
11.30 ALIS
Eye catch
トラベル

京都宇治田原・正寿院の風鈴の音とともに夏が来た

Like token Tip token
132.25 ALIS
Eye catch
トラベル

コーヒーの飲み過ぎによる5つのデメリット

Like token Tip token
105.50 ALIS
Eye catch
トラベル

京都大原・三千院の桜からシャクナゲへ替わる季節に

Like token Tip token
138.61 ALIS
Eye catch
トラベル

なんもない!すばらしい!天塩温泉から稚内へ

Like token Tip token
10.57 ALIS