どうも!アート屋です!
日々の製作活動の中で、モチベーションを保つということは非常に大切ですよね。
アーティストは人気商売であり、作品は自身の分身のようなものですから、評価されない、反応がない、売れないという事は精神的にもかなり堪えます。
しかも1ついい作品を出して評価されたからといって、次の作品も評価されるとは限りません。就活の合否で自分自身の社会での存在価値までジャッジされているような気分になった人もいるかと思いますが、それと似たような一喜一憂が一生続く職業であると言えます。
1回の展示、1社の面接がうまくいかなかったからといって、次で成功する確率は充分にあるわけですけれども、頭でそうとわかっていても自己否定感に押し潰され、心折れて活動をやめ、ニートになり、虚無の暗黒へ……そんな人が結構います。
アーティストに求められる一番の才能は、何度失敗しても絶対に活動をやめない精神力だと思います。
私は作品を制作しているとき、常に自分のことを稀代の天才だと思って描いています。っていうか天才です。はいどうもジーニアスです。
私の場合製作時にこのくらいの自信を持ってないと、完成前に作品に生命エネルギーを吸い付くされて衰弱死します。特に大作は精神力の磨耗が激しいです。
しかし実際作品を世に出して見れば、
ここで「まあこんなもんやろ」と割り切れる精神力があるかどうか。そこが重要です。
ここ最近の私のレベルだと、初お披露目の展示でいきなり売れる新作はおそらくせいぜい1/4くらいしかないです(そもそも売ることを想定してない大作は除く)。残りは2回目3回目と出していくにつれ少しずつ売れるかなというところです。売れる前に昔の自分のセンスが気に入らなくなったり、クオリティが低いと感じたらその作品は永眠です。
このアートレジデンス中に1年近く過去作を常設する機会をいただけたので、それなりに作品も売れたのですが、普通はわざわざ展示をセッティングして売ることになるので一度売れなければ次のお披露目は数ヶ月後なんてことになります。そうなると結構な割合の作品が死んでいきます。
ネット上にアップした画像で過去作の問い合わせがあることはあまりありません。ネットの画像で予約がつくのは大抵新作で、過去作はリアルで見てもらわないと売れませんね。私だけかもしれませんが…。
話が脱線しましたが、要は評価されない売れない闇のシーズンにいかに耐え抜くかということですね。現在では人気のある人でも、こういった時期を全く経験していないという人はかなり少ないでしょう。誰もが何度も出くわす試練だと思います。
とにかく展示にさえ出していれば売れなかった作品が次で売れることもまあまああるし、とにかくめげずに作り続け、発表し続けることが大事というわけですね!
創作活動をしてるみなさん、お互いがんばっていきましょう!ではでは!
(新カテゴリ総選挙締切ギリギリの執筆で焦って尻切れトンボなオチになってしまいました。申し訳申し訳…)