どうもこんにちは、こんばんは、アート屋です!
先日気付いたんですが、なんと前回の記事が100記事目でした!
100記事目は参加型の企画とか、なにかしら面白いことやりたいなーって思ってたんですが、カウントするのをすっかり忘れておりました。申し訳……。
最近私はリアル生活が充実しておりいわゆるリア充と呼ばれるような生き物になっているので、ALISを離れ気味でした。すみません。
まあそのあたりについては私のTwitterをご覧の方は御存知ですよね。はい、そうです(〃^ー^〃)
(〃^ー^〃)
↑この顔文字、昔はいらすとや的な狂気をうっすら匂わせる笑顔として使ってたのが、いつの間にか普通に嬉しいときにも使うようになってしまった…。
そんなわけで久し振りのアートストア通信です。
coinexchangeが非業の死を遂げてからというもの、ストア内ALISレートをマメに更新する意義が感じられなくなってしまい、更新が滞っておりました。新作もそろそろ反映しないといけませんね…。
先日、matolさんが画集『海洋少女解放戦線』のラスト1冊を購入してくださいました!ありがとうございます!
再版は未定です。需要と経済力の両方が揃えばまた刷るかもしれません。
それから夏の個展の画集も作ると言ったきりになってますね……いかんせんお金がなくてすみません……。
今回matolさんが購入してくださる際、paypayでの支払いを提案してくださいました。
そこでこれを機に当ストアもpaypay払いに対応することにいたしました!
初めて使ったんですが便利やね、paypay。
あっという間に送金できて。
QRコードで一発だし、反映も早いし。
まだよくわかってないんですが受け取りのQRコードは時間で変わったりするのかな?
変わらないようならドネーション窓口としてこれからすべての記事に貼っとこうかな…?
……と思ったんですが葉月さんの記事によるとSNSなどにpaypayのQRコードを貼る行為は違反として処罰の対象になるそうです。なんてこった。
そういうわけでみなさま募金をしてくださるときは当面はnoteの方からお願いいたします…。
はやくちゃんと専業アーティストで食べていけて、実家に仕送りできるくらいには稼げるようになりたいですね。
バイト先の多くの人にアートの活動は趣味や遊びだと思われてるのが何気に精神に堪えてます。私は命を懸けてるのにね。
春が来ればまたひとつ歳をとるわけで、このまま売れっ子になれなかったらどうしようという焦燥感は常にあります。
「世界一になるためには現代アートをやらなくてはいけないけれど、現代アートは日本ではなかなか売れない」という矛盾への答えがなかなか見つからず、中途半端に現代アートとイラストをいったり来たりしてしまっていることが自分でももどかしいです。
日本のアートマーケットのガラパゴス性とどう向き合っていけばいいのでしょうか。売れっ子の若手作家さんを見るたびにいつも複雑な心境になります。あんな風になりたいのか、なりたくないのか。展示の度に何百万も稼いで食べていけてるのは羨ましいけれど、そのまま進んでも世界一の道はなし。日本がアートの覇権国家にでもならない限りは世界のスタンダードの外に置かれ、億単位の金額を動かすアーティストにはまずなり得ないわけですから。悩ましい。
やはり欧米マーケットとの繋がりが欲しいですね。
それと中国のマーケットにも興味があります。
欧米主導の人気投票であるアート界において、黄色人種というハンデをぶち破るためにはアジア勢がこれからも力を付けて次々と殴り込みをかけて続けていく必要があると思います。中国のマーケットはアートワールドの勢力図を揺るがし得るだけの力があり、そこで強いプレイヤーになることは大きな意味があると考えています。
それから、これは先日Gifted代表の伊藤拓さんとお話ししたときにも挙がったのですが、現代アート、あるいは私の作品の楽しみ方、価値や意義について広めていく活動もやっていきたいですね。
これまでもしばしば私の作品については記事にしてきましたが、より基本的というか、多くのアート作品の鑑賞に共通するような情報をお伝えできればと思います。
とはいえどういった切り口で、どこから書いていけばいいのかなかなか難しいわけですが…
以前、屏風画作品『danse_macabre.exe』の解説記事をnoteに書いたことがありました。
これは実験的に「説明できる限りのことをなるべく枝葉末節に至るまでびっしり解説してみよう」という意図で書かれた記事です。
「言葉で説明できるなら絵に描く必要はない」という視覚美原理主義者への回答として、「言葉で説明しようとするとこんな大変なことになるんだよ」ということを伝える意図も兼ねています。
本来ならタギングの意味とかまでひとつひとつ説明する必要はないですし、自分で読み解く方が絶対面白いので気になる方だけ読んでみてください。
現代アートを構成するのは感性ではなく知性です。
コンセプト、オリジナリティ、社会性、既存のアートへの回答、ある種のユーモアなどなどで出来ています。
そこにあるのは美しさとは限らず、なんらかの面白さです。固定観念を捨てて柔らかい頭で見てみましょう。
漫画の世界でパロディやお約束がありますよね。
「この戦争が終わったら結婚するんだ」は死亡フラグであることとか、ガンダムやジョジョのネタだとか、そういう共通認識がないと楽しめない要素があるかと思います。
現代アートにもそういう要素がしばしば含まれます。
すなわち既存の名作のオマージュですね。
さきほどの屏風画でわかりやすいのはこの部分ですね。
ミレーのオフィーリアのオマージュです。
物語ではオフィーリアは溺死してしまうわけですが、上の絵では女の子がそばに「Zzz…」を書き込んで「死んだのではなく眠っているだけ」ということにしてしまっています。生と死の反転、虚と実の曖昧化を名作のパロディに乗せています。
私の作品は基本的にエンターテイメントなので、こういったギャグ漫画的な要素が存在しがちです。世の中の怖いものを煽って茶化すスタイル。
アートの価値とは画一的でなく、何かが決まればすぐにその抜け道が模索される流動的なものなので、説明するのが難しいですが、「なにか面白いものをやろうとしている」ということだけひとまずは知っていてください。これからもまた折に触れアートの鑑賞についてお話しできればと思います。それでは本日はこのへんで!またね!
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