私は、安倍事務所が偽造領収書を渡した、もしくは渡しておらず何者かが偽の領収書をメディアに流したのではないかと思っている。
理由は不自然な点が多いからだ。以下に詳しく記載する。
上の図は毎日新聞と日テレが報じた2015年4月17日付の桜を見る会前夜祭の領収書である、見て分かる通り2つの印影は異なっている。同じ日の同じ場所での領収書の印影が異なるなんてあり得ないだろう。
偽物を作るにしても同じ印鑑を使えば同じ印影になるはずである、しかし実際はそうではないとうことは、2つは同時期に作られていないということだ。
* 二枚の領収書が報道された日を比べると、日テレより毎日新聞が早い
* 印影の異なる2015年4月17日付の二枚の領収書の存在
この事実から、何者かが毎日新聞に偽物を作って流した、しかし不都合な点があったので再度作り直して日テレに流した疑いが浮上する。
ここで不都合な点とはなんだろうか?
出処のわからない領収書ではなく、出処のわかる領収書をみてみるとわかる。
上の図を見ると分かる通り、下の毎日新聞の領収書の印影は「PAID」の文字がイタリック体の「PAID」になっていない。つまりこの事が偽物とバレてしまう不都合な点だったのではないかと思われる。
では実際に参加された人の証言を見てみよう。
安倍後援会「晋友会」の最高顧問(90歳代)で、「NHKから取材を受け、番組にも出たが、『実費を払っているから問題はない』といった話をした」「前夜祭にも参加して領収書はもらったが、保管していない」とまでは話してくれた。そこで「日を改めて自宅でお話をおうかがいしたい」と頼んだが、それ以上の取材は拒否、連絡先も教えてくれなかった。
柚木道義衆院議員は「前夜祭も行ったが領収書をもらっていないと明言している人もおり、首相の説明と違う部分があった」と明らかにした。
引用元:https://mainichi.jp/senkyo/articles/20191201/k00/00m/010/166000c
二人の話は食い違っている、領収書を貰ったというA氏と領収書を貰っていないというB氏がいることになる。しかし安倍総理の話では安倍事務所の職員が代金受領と同時にホテルの領収書を手渡したという事なので領収書を貰っていないのはおかしい。
では証言したB氏が嘘をついたのか?しかし領収書を見せることが安倍総理の無実を証明することになるのに、安倍総理を応援している人たちがわざわざ嘘をついてまで安倍総理が不利になるような発言をするだろうか?私はそうは思わない、B氏は事実を話しており最高顧問A氏は安倍総理を守るために嘘をついているのではないかと疑っている。
以上のことから、私の推察は以下の通り
1. 安倍晋三事務所は本物の領収書を渡していない
2. メディアに流された領収書は偽物
3. 安倍晋三事務所が本物の領収書をホテル側から貰っている