7月に入りましたね。年の半分が終わり、ビットコイン的にはずっと下げていた印象だったので年後半は大きく流れ変わってほしいところですね(*´▽`*)
ということで、時価総額上位500の仮想通貨のうち、過去1日で出来高の大きかった通貨とその要因を探っていきます!
1位 $KEY Selfkey
デジタルアイデンティティの所有による自由とプライバシーを推進するプロジェクト。
・昨日に引き続き大幅高していたので取り上げます。
➡6/28のアイデンティティウォレットベータ(Identity Wallet Beta )リリースから同じ時期に上場したバイナンスで活発に売買されている印象。
➡アイデンティティウォレットベータに関連し、ツイッターなどのコメントでは「MEWを使わなくてよくなった」、「マーケットプレイスが楽しみ」だとのコメントも見られるようです。
➡アイデンティティウォレットベータについては昨日の記事で詳しく取り上げています。
・時価総額63億に対して出来高が530億円と圧巻ですね!
➡Binanceで売買代金増大っていうのもポイントかも?新興取引所で怪しいところが乱立して、一方で日本では規制の流れなので、規制を受けていない大手の取引所を使おうっていう日本人もいるかもしれません。
どこの取引所に新しくて活発な資金が入っているのか注視していきたいです( ..)φ
8位 $POWR Power Ledger
"再生可能エネルギーをP2Pで取引するためのアプリケーションプラットフォーム。イーサリアムベース。オーストラリアのPower Ledger株式会社が運営。
電力の自由化・民主化、電力ネットワークの再構築、余剰電力の現金化、分散型の取引プラットフォーム、サステイナブルなブロックチェーン、などがキーワード。
POWRトークンがプラットフォームを動かすためのもの、Sparkzトークンが市場で電力に互換性を持たせるためのもの。オーストラリア政府から出資あり。"
・過去24時間でのニュースはなさそうですが、6月19日にパートナーのクリーンエナジーブロックチェーンネットワーク(CEBN:Clean Energy Blockchain Network)と共同でシリコンバレー電力(Silicon Valley Power)とプロジェクトを行う旨の発表およびパートナーシップを締結していたようです。
プロジェクトの概要(以下URLから抜粋)▼
・Power Ledgerの最初のカーボンクレジットプロジェクト。
・Power Ledgerおよびクリーンエナジーブロックチェーンネットワークは、シリコンバレー電力と提携する。
・Power Ledgerプラットフォームは、カリフォルニア最大のマルチ層EV充電施設の1つに使用されます。
・このプロジェクトでは、低炭素燃料基準(LCFS)取引のデジタル記録が作成されます。目的は、LCFSクレジットの処理における時間とコストの両方を削減することです。
詳細はこちら▼
・6月25日に関西電力とバーチャル(仮想の)電力プラントについて議論を行ったとのこと。
・チャートは底値圏から大きく出来高を伴って上昇しています。
売買代金はUpbitのKRW建て取引が一番で、その次にバイナンスですね。
13位 $QTUM Qtum
分散型でオープンソースのスマートコントラクトプラットフォーム。
・7月1日~2日にソウルで「チェイナー(Chainer) 2018」というカンファレンスに参加予定です。
詳細はこちら:http://www.blockkarneval.com/en/
・技術的な部分では引き続きQTUMバーチャルマシン(VM)関連が注目されていますでしょうか。
➡QTUMバーチャルマシンについては、mediumの日本語訳で以下のような説明がされています。
Qtumの創設者Patrick Daiは、Qtum x86仮想マシンが変曲点に達し、初期のプロトタイプが完成したと主張しました。Qtum x86 VMによって、C、C ++プログラミング言語などの主流言語で書かれたスマートコントラクトが実現できます。まもなく、VMは、スマートコントラクト開発のためのより良い環境を作り出すために、RustやPythonなどのより多くのメインストリームプログラミング言語をサポートします。
Qtum x86 VMの柔軟性と多様性は、スマートコントラクト開発の障壁を大幅に軽減し、より多くの可能性と使いやすさを提供するブロックチェーン業界向けのより高いレベルのインフラストラクチャを構築することを可能にします。さらに、このイベントで発表されたQtum Xというエンタープライズも、商用アプリケーションをサポートし、多くのブロックチェーンがトランザクションスループットに関して直面している効率の欠如を解決することができます。エンタープライズ開発者が商用アプリケーションを作成するのに適しているように設計されています。
・出来高はZB.comが今一番多いんですね👀
そこまで値上がり率は大きくありませんが、出来高の変動が大きかったようなので取り上げておきます。
24位 $PAY TenX
"TenXウォレットとデビットカードを使い、いつでも仮想通貨決済を可能とするプロジェクト。
・昨日に続き2日連続で取り上げることとなりましたが、公式ツイッターの発言によると「TenXが主要なカードスキームから有効な銀行識別番号(Bank Identification Number)を持つことを公式に確認できた」とのこと。
➡「銀行識別番号」はクレジットカード網を特定する数列で、クレジットカード番号の最初の6桁がBINであるとWikiPediaに説明があります。
➡これによって何が可能になるのか、という問いに対してツイッター上では
「これより以前は、カードを発行する際別の当事者に依存していたことを意味するが、彼らには銀行のライセンスがあるので今後は自分のカードを発行することができます。これはカード発行を目標とするTenXへの大きな進歩である」などのコメントもあるようです。
・「ホワイトペーパーをスマホサイズに最適化&要約した #PocketWP を不定期配信している」IXTゴリラ(@IXTgorilla)さんが画像4枚でホワイトペーパーをまとめているので業務内容を詳しく知りたい方は(3月のツイートです)▼
・チャートはいったん大きく上げて値が保てるかという状況でしょうか。
29位 $STORM Storm
"マイクロタスク(小さな仕事)をゲーム化して提供する分散型のプラットフォーム。イーサリアムベース、2017年に誕生。
「いつでも、どこでも、どんなデバイスでも稼ぐ機会を」という掛詞の元、「STORM PLAY(遊んで稼ぐ)」「STORM SHOP(商品とサービスで稼ぐ)」「STORM GIGS(仕事をして稼ぐ)」などを展開。
KyberNetwork、Bancor、ZenCash、QTUMなどと提携。"
・6月29日にStorm iOSベータがローンチしていました。これにより187か国でいつでもどこからでもStormを稼ぐことができるとツイッターおよびブログでの説明があります。
以下ブログから抜粋です。
ストームは2017年11月にストームトークンクラウドデールを開始して以来着実に成長しています。最初の100万ダウンロードには3年かかりましたが、150万ダウンロードに達するのに3ヶ月しかかかりませんでした。今、私たちは最近のベータ版で承認された「Storm iOSアプリ」を用意しています。
iOSのベータ版アプリでは、ストームプレイヤー(ユーザー)とグローバルコミュニティをよりよく知るためのアンケートやトリビアクイズが表示されます。この情報は、Stormがコミュニティとユーザーエクスペリエンスを継続的に強化するのに役立ちます。さらに、私たちはあなたにどの機能を追加したり変更したりするべきかを特定したいと思っています。これは大きな夢を見て、ストームの未来に影響を与えるチャンスです。
➡利用者が着実に増えていっているようですね。詳細はこちら▼
・チャートは(どこも同じような形かもしれませんが)底値圏から出来高を伴って上昇しています。
以上、
ランキング詳細はこちら▼(記事作成のタイミングと公開のタイミングにラグがあるため仮想通貨の価格、変動率、時価総額については概算値となります)
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