桜が美しい季節になりましたね。
こちらは、この週末でほぼ散りそうです。
桜が散った後は足元の花に目を向けてみるのはいかがでしょうか?
春の代表的な花のひとつ、タンポポには日本に昔から生息する日本タンポポと、外国から入ってきた西洋タンポポがあるそうです。
近年、タンポポに関しては『外来種の繁殖範囲が広がり日本の在来種を見ることが少なくなった』ということが問題になっているらしいです。
そこで、数が減ってきていると言われている日本タンポポを探してみることにしました。
家の近所や公園を見ると…
これは、ガクがゲソみたいに下を向いている西洋タンポポですね。
西洋タンポポは、やはりたくさん目につきます。
自宅のそばにある、山を切り拓いて作られた道路の脇道を歩いてみると、ありました!
ガクの閉じたタンポポです。
たぶん、見た感じ関東タンポポという種類のようです。
その周りを見ると、同じ種類のタンポポを何株か見つけることができました。
次に川の土手に行ってみます。
ここも、日本タンポポらしきものがたくさん咲いています。
ネットの情報によると、最近は日本タンポポと西洋タンポポの交雑種が増えて、ガクの形状だけでは在来種かどうかの判別が難しくなってしまったとのこと。
でも、昔からあまり変化のない土地、すなわち川や山里、田んぼの周辺には日本タンポポが生息していることが多いらしいので、川の土手に咲くこれらのタンポポは在来種の可能性が高いと思われます。
少しでも日本の在来種を残すために、周辺の西洋タンポポを駆除することにしました。
根っこから抜くのは大変なので、花を摘み取ってしまいます。
外来種と言え、せっかく頑張って咲いたのだから、最後にブログ用のサムネイルになってもらいましょう。
思ったより多くの日本タンポポ(の特徴を持つもの)を見つけることができて安心しました。
でも、今後も在来種はどんどん減っていくのでしょうね。
皆さんの地域のタンポポはどんな感じでしょうか?
私はシロバナタンポポという、花弁の白いタンポポを見てみたいのですが、まだ見つけられていません。
どこに咲いているんでしょうね…