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ALISとAvacusの協働にみえるトークンエコノミーの未来

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  • もなかす
  • 2020/02/04 11:14
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昨日、ALISとAvacusの協働が発表されました!
併せて今月末にはALISトークンがAvacusにリスティングされ、Avacus上のすべてのサービスで利用可能となります

昨年10月にはCryptopiaに続きCoinExchangeも閉鎖され、やや心配していたホルダーも多かったと思います。私もその一人でした。
ALISトークンがAvacusに上場するということは、ALISトークンに明確な実需と出口がもたらされることを意味します。これにより「ALIS」が生態系のなかでスムーズに循環しはじめるだけでなく、ひいてはALISで質の高い記事を書く・発信することそのものの価値向上に寄与します

<Avacusでできること>
Shopping 暗号資産をお買い物につかう&誰でも気軽に暗号資産を入手できる
Ask 暗号資産で仕事を依頼できるクラウドソーシング
Pay 暗号資産を世界中瞬時に送金するQR決済対応プラットフォーム
Bazaar 暗号資産で売買できる個人間のフリーマーケット

すべてのサービスを暗号資産で利用することができ、それぞれにモバイル用のアプリがあります。豊富なプロダクトが特徴で暗号資産を暗号資産のままつかって生活するというライフスタイルを提案しています。
https://avacus.io/mobile-app

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<ALISでできること>

ALISでは、ユーザーが投稿した記事に対して他のユーザーがいいねや投げ銭をする、あるいは記事を有料で公開することで独自トークンであるALISを獲得できます。
中身のある有用な記事さえ書けば誰にでも報酬を得られるチャンスがあり、より多くの人に価値を認められる記事を書くあるいはそのような記事を発掘することでより多くのALISを獲得できます
個々の信頼が可視化される仕組みを機能させることで、ユーザーはより精度が高く信頼できる情報にリーチできる、という思想をもつソーシャルメディアです。

 

ALISの強みとAvacus上場がもたらす価値

「有用な記事を書くだけでトークンがもらえる」という体験はALISならではの強みだと思います。
なぜならトークンを手に入れた時点で、そのユーザーはALISホルダーとなるからです。ホルダーという言葉は株式用語からきていて特定の暗号資産を持っている人のことを指します。ユーザー(利用者)よりももう一歩、主体的にサービスやコミュニティに関与していくのが特徴と言えます。ホルダーは、所有するトークン価値を上げたいという目的を共有していますので、運営が広告宣伝費をかけずとも自主的にサービスを宣伝したり、コミュニティへの貢献活動に参加するようになります。
実際にALISコミュニティには、ALISハッカー部のような非常に優秀なプログラミングチームやALIS関連グッズ販売サイトなどのさまざまな創造的なプロジェクトがユーザー主導で立ち上がりました。

そして今回、Avacusにリスティングされることで、ALISトークンに限らずほとんどのトークンが抱える「流動性が悪い」という欠点に対しての解決手段を得られます。
具体的には、獲得したALISトークンがAmazonでのお買い物に使えるようになります

つまりこれは「市場で無理矢理捌かなくてもよくなる=板の売り圧を抑える」ことを意味します。
同時にALISトークンを手に入れたい人にとっては、取引所を介さず簡単にALISトークンを購入することが出来ます。また、Avacusの特徴として割引率を設定することができるため、割引率に応じたお得なお買い物体験ができます。

▼割引の仕組みやAvacusで暗号資産を手に入れるメリットについて詳しく

▼Amazonショッピングを匿名で取引する方法


SNS機能つきQR決済アプリAvacusPayでは、ALISトークンを瞬時に送金できたり、AvacusPay対応店舗での決済につかえるようになります
自分専用のQRコードを作成できるので、記事などの投稿に貼り付ければALISユーザー以外からも投げ銭を募れるかもしれません。

筆者は自分のQRコードをこのように少し装飾したりして記事に貼り付けています。

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渋谷にある暗号資産でお酒が飲めるお店Bar THE WUでも決済につかえるので、ALISで得た報酬で飲みに行ったり、イベント開催にもとても寛容に対応してくれるお店なのでALISコミュニティのオフ会を開催するなどもおすすめです。

▼AvacusPayについてはすべてまとまっているつもり「AvacusPay完全マニュアル」


ALIS×Avacusで生まれる可能性

ほかにもクラウドソーシング(AvacusAsk)やフリーマーケット(AvacusBazaar)といった機能があります。
これらは、ALISのクリエイターたちと非常に相性が良いはずです。
いくつか思いついた活用例を書いてみたいと思います。

活用例① AvacusBazaarの商品の紹介ブログをALISで書いて報酬を得る

例えば、AvacusBazaarに出品された農産物の紹介記事を書く、その報酬としてトークンまたはその農産物を1セットもらうというのはどうでしょうか。
農家さんは書いてもらった記事をPRに活用できます。
もっとも、画像を借用したこのオファーで販売されているりんごはAvacusBazaarでも特に人気の商品で、出品されるとすぐに売り切れてしまうのですが。

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活用例②AvacusAskでライティングの仕事を受ける/自分を売り込む

クラウドソーシングであるAvacusAskでライティング案件のオファーを受けたり、逆にクライアントを探すこともできるでしょう。その際にALIS記事へのリンクを貼り付けておけば、記事へのいいねやコメントといった反響や評価もクライアントは知ることが出来ますね。
例えば、暗号資産やブロックチェーンについての有用な記事をかいている人がいたとします。しかしクライアントは必ずしも暗号資産やブロックチェーンに精通しているとは限りません。ALISでの評価を見ることでワーカーを信頼して仕事を発注することができるでしょう。

ALISコミュニティにはライティングだけでなく、イラストやマスコット制作が得意な方、プログミング、法務関係に精通する方など、とくに有能な人達が揃っている印象があります。ぜひそれぞれの個性やスキルを活かしてみてはどうでしょうか。

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現在は、Avacusのマニュアル記事作成が募集されていました。
3,000円相当のVACUSをもらって実際に体験したうえでAvacusの使い方等を記事にするようです。

ちなみに、私は以前から独自ブログで「Avacus完全マニュアル」というシリーズタイトルのオリジナルの記事を書いています。今回の募集で「ALIS版 Avacus完全マニュアル」とあるのですが、私の記事とは別の企画となり直接の関連はありません。
 

トークンエコノミーの未来

ALISがAvacusで盛り上がる・取引が活発に行われることは、ALISに新しい人を呼び込む最大の宣伝になります。
Avacusを最大に活用すると、もはや円を必要としない生活ができてしまいます。
信じられないかもしれませんが、実際にもはや円をほぼつかわず生活している筆者が言うので間違いありません。
暗号資産という呼称にはいまだに賛否があるけれど、Avacusにおいては暗号資産はあくまでも「暗号通貨」であり、通貨=お金です。
ALISホルダーがALISトークンでお買い物をしたり、ライティングの仕事を見つけたり、Avacusをつかい倒して豊かな暮らしを実現することはALISトークンの価値を訴求する上で最大の説得力となり、有用な記事を書くだけでお金がもらえるならとALISで記事を書きたい人は増えるでしょう。投資としてALISを購入したい人にとってもコミュニティに活気があるか、活発に取引がされているかは重要な投資基準となります。それはもちろんAvacusにとっても同じことが言えます。

ALISのブロックチェーン界隈での知名度は高く、ブログメディアとしても根強い人気とファンがいますが、実需がありませんでした。
一方Avacusは実需とプロダクトがあるのに知名度に欠けていました(敢えて目立ちすぎない戦略を取っていたのかもしれませんが)。今回の協働はお互いにとってメリットが大きいものであると双方のホルダーから歓迎の声が多数上がっています。

トークンエコノミーは暗号資産(暗号通貨)の本質であり、経済圏の形成にはインセンティブと合致した上でトークンが循環する必要があります。その上でALISの「信用を可視化する」概念とAvacusの暗号資産を暗号資産のままつかって生活するライフスタイルは相性がよく、なおかつそれぞれが両輪として機能すれば、トークンエコノミーの裾野が広がりその未来はかなり有望なものになると思います。

国内ではほとんどの事業者が規制を背景に撤退を余儀なくされるなかで、ともに国産ICOとして世に登場し暗号資産冬の時期を生き抜いてきた両者が協働するというニュースはとても嬉しく、春が待ち遠しいですね。

個人的にもALIS・Avacusどちらもサービスを利用しているホルダーとして、今後もより一層応援していきたいと思っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Avacusをはじめよう!サインアップに必要なモノはメールアドレスのみ
https://avacus.io/


■筆者のブログ
・暗号百景 http://ryptaso.net/
・note https://note.com/monacus

■Avacusお役立ちブログ
BitcoinLIFEさん http://bitcoinlife-blog.com/
BitcoinLIFE ALIS版 https://alis.to/users/btcl
inudogさんhttps://alis.to/users/inudog
まつかぶおうどんさん(Avacus代表)matsukabu.hatenablog.com

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