温泉旅館は言わずもがな、旅館の機能を備えた温泉地のことであるので
健康センターやスーパー銭湯、温泉付きホテル等はここでは除外することにする。
ここでは需要から逆算することが妥当だと考える
温泉旅館数
=年間温泉訪問客数/温泉1年間で捌くことのできるキャパシティ
と置く事が出来る。
年間にどれ程の温泉客数が訪れるのだろうか。
ここで、
夫婦世帯(高齢者が多い)→年間に4回程度(60~80歳)
単身世帯(大学生から若めの社会人が多い)→3人の友達と年間に2回行く程度(20~30歳)
家族世帯(平均3人の核家族)→家族で年間1回(0~20歳、30~60歳)
に分ける。
人口はタコツボ型だと仮定して、日本の人口は1億2000万人なので
夫婦→2400万人→1200万世帯×4=4800万回
単身→1800万人→600万グループ×2=1200万回
家族→7800万人→1950世帯×1=1950万回
→よって、計7950万回(本では1億になっている)
温泉旅館は
感覚的に4人部屋が20部屋程度であると考えるので、
その客室稼働率を70%と仮定すると、56人が常に使われていると考える。
7950万/56≒8000万/60≒133万
≒135万個
以上より、135万個の温泉旅館が日本にある(多すぎる)
/**
*ロングステイや祝日を考えて、300日×56人=16800人
*8000万/16800人≒5000施設(今度は数が少ない)
*ホテルの部屋数と稼働率が少し高めな事が大きな要因
*だと考える
*/
・最近20分程度かかってしまっていたので、縮めることに注力した結果、大きめの数字になってしまった
・地方や都市部、温泉街等で温泉の数は異なるので、車での時間等の距離ベースで調べたら良かったのかもしれない
・数泊のロングステイや、客室稼働率の70%という数字など、無理やり落とし込んでしまった部分がある。
・本でも需要ベースで立式を行っていた。違う所と言えば
温泉旅行需要=人口×温泉旅行可能人数×年間旅行頻度
・客室について100室が1軒に対して、1室が100軒あると仮定している
・フェルミ推定はその数字の確からしさではなく、モデルや数値、変数の漏れを振り返って