どうも、大学院生のみょぴあ製薬です。
今回も備忘録がてら、ケース問題等に使えそうなフレームワークを書き記します。
これらはそれぞれ、消費者が認知してから買うまでの流れを示しています。
そして、A・I・D・M・Aはそれぞれ単語の頭文字になっています。
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Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(購買)
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これは会社の大きさによって、どこの箇所に働きかけるかが異なってきますよね。
例えば、全く認知度のないスタートアップであれば、Attentionの部分に対して何かアクションを取る必要があります。
認知してもらっても、ありきたりで凡庸なものであれば記憶には残りません。たまたま、1回見ただけでは何も記憶に残りませんもんね。だから、広告では「感動的な物語のあるCM」や「トリッキーな広告」等を用いて、興味を引くわけです。
Promotion(広く、広報・宣伝)において、その方法を2つに分けています。
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Push:ビラ配り、テレアポ等
Pull:テレビCM、ラジオでのコマーシャル、ウェブサイトでの広告等
→マスマーケティング
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Pushはざっくり、特定の人にダイレクトに働きかける宣伝方法です。一方で、Pullは大勢の人の目につくように宣伝することです。このように、不特定多数の人にPromotionをかける事を、「マスマーケティング」といいます。
※mass: 大衆
Pullは多くの人に宣伝する分、効果は薄い。
一方で、Pushは直接的に行くことで、Pullよりも効果は大きいが、その絶対数が少ないです。このトレードオフを踏まえた上で、どちらのスタイルを選ぶべきか選ぶ必要があります。
会社に内在するリソースはこの4つに大別する事が出来ます。
※リソース(resource)は資源の事で、ビジネスの場面では、お金だけでなく、人材や時間等もリソースと言います。忙しい時、「割くリソース(時間)が足りないわ~」といったらGoodjob!
ヒト:HRはヒューマンリソースを言いますね。従業員の数もそうですが、特定の専門性(テックや法律etc)を持った人をどう使うかも重要です。どれだけの人をプロジェクトに割くか、重要な意思決定です。
モノ:在庫の数や工場の機械等です。在庫管理は特に食品や人気商品ではその管理が重要になります。工場の機械も永遠使えるわけではありません。いかに効率よく生産するか、は重要!「生産技術職」というお仕事もあります。
カネ:資本主義の社会では最も重要と言わざるを得ないでしょう。どれだけ内部に留保させて安心をとるか、どれだけ投資に回すか。
※ちなみにざっくり、資本主義は、リスクを取って結果を出した人に富が集まる。社会主義は政府に管理され、努力に関係なく、皆同程度の富を持つ、といった感じです。
情報:現在は何毎も情報戦といわれますね。実際に、富める者や権力のある人には情報が集まりやすく(鶏が先か卵が先か)、情報格差ということばもあります。
※私が現在進行中の就活についても同様です。高い学歴の所には、それらの人材を欲しい企業が積極的に説明会を行うため、必然的に学歴の低いものは情報収集が必要になります。
重要なのは「常にアンテナを張る事」ですね!!
(参照)
~東大生が書いた~ 問題を解く力を鍛える ケース問題ノート