どうも、海外大学院生のみょぴあ製薬です。
ケース面接や起業の時に使えるフレームワークについて紹介します。
※フレームワークを暗記することに意味はありません。MECE(もれなくだぶりなく)を意識するのに、これらのフレームワークは有効です。
これはマクロな環境を分析する際に非常に有効な分類です。
それぞれ特定の英単語の頭文字になっています。
P(Politic)→政治
E(Environment)→環境
S(Social)→社会
T(Technology)→技術
市場はこれらの要因によって大きく変異します。
例えば、環境で言えば「SDGs」等の環境に対する配慮をしていることは、成長企業の必須事項になっていますね。
他にも、テクノロジーで言えば5Gやブロックチェーン、データドリブンなビジネスが増えている気がします。
3Cは事業計画やマーケティング戦略を決めるうえで、ビジネスを3つの視点から見てみようというものです。
3Cとは
Company:自社
Customer:顧客
Competitor:競合
5Cはこれに2つのstake holderを増やしました。
Company:自社
Consumer:顧客
Competitor:競合
Community:環境社会
Customer:中間顧客(小売店や流通、代理店 etc)
例えば、今価格競争の激しい通信業界で見てみると
ソフトバンクの社員の目線だと、自社はソフトバンク。
楽天モバイルやKDDI、docomo等が競合にあたりますね。
顧客で言ったら、格安SIMが流通している中でソフトバンクのモバイルを使っているのは、比較的裕福な方や家族でのプラン、もしくは以前の契約をそのまま維持している方等が考えられます。
4Pとは、マーケティング戦略の立案・実行プロセスの1つである、Marketing mixに関連する要素です。Marketing mixとは会社が行う実行戦略のことです。
Product:商品
Price:価格
Place:流通
Promotion:販売促進
例えばユニクロで見てましょう。
商品は安価で着やすく、機能性の高い衣類ですね。
価格は比較的安価で、ZARAやH&Mが競合でしょうか。
ユニクロは日本津々浦々に店舗を構えていますので、その店舗網は消費者にとって利便性が高いでしょう。
ユニクロでは販売員の方が積極的に消費者の声を聞いて、促進するようです。これも販売促進の一環でしょう。
参考
~東大生が書いた~ 問題を解く力を鍛える ケース問題ノート