2月12日午前10時半、成田空港にワクチン第一便が到着しました。
現在の予定では医療従事者から優先的に摂取を開始し一般の方に接種を開始するのは4月となっています。実際にワクチン接種可能となり、接種するか迷った時参考にして頂けるように接種するメリットとデメリットについて述べる記事です。
(ファイザー製ワクチンについてです。)
メリットは何といっても新型コロナウイルスに対して
「感染予防」「発症予防」「重症化予防」を見込めるという点でしょう。
「感染予防」感染を妨げること
「発症予防」感染後、発症を妨げること
「重症化予防」発症しても重症化を妨げること
臨床実験では一回せ接種で「発症予防」に対して50%ほどの予防効果を示しました。二回接種では95%ほどの予防効果を示しています。
臨床実験ではない実際の結果ではイスラエルの実例を挙げるとワクチン接種を受けた60歳以上の約20万人と同じ年齢層のワクチン未接種の20万人を比較すると陽性になる可能性が33%低くなったという結果が出ています。
まずは通常のワクチン開発とは違いスピード重視な点です。
通常ワクチン開発には安全性や効果を確認するためにまずは動物実験から始め、徐々に人体への応用が試みられるため、少なくとも4、5年の時間が必要です。
ですが今回のワクチン開発では治験を開始したのは最近であり数万人規模での治験であるが、急を要するということで、動物実験は省かれている。
そのため安全性の面に欠けているという印象です。実際ノルウェーでは摂取後に高齢者が30人以上亡くなったと報道されています。
ワクチンの副作用によるものという結果は出ていませんが副作用によるものではないという結果も出ていません。
新型コロナウイルスワクチンには95%の有効性といった良い結果がある反面、治験が十分ではないという事実もあります。
日本でももうすぐ一般の方のワクチン接種が可能になる予定です。
本記事をその時の参考の一つとして頂ければ幸いです。
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